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両国寄席 平成三十年 八月十五日 [落語]

両国寄席 平成三十年 八月十五日
於:お江戸両国亭

三遊亭好の助『堀の内』
ダミー マジック
三遊亭兼好『お化け長屋』

末廣亭から両国亭へ。
そういや兼好師のハシゴは最近珍しいな。

時間を調整して仲入り後から。今日はこっちもいっぱいだ。

好の助師、朝おかみさんに起こされる場面から。「邪険な起こし方するねい。そそっかしいから危うく芝浜に行くところだった」というそそっかしさを強調したくすぐりがおかしい。
せっかくお参りにいったのに願い事を忘れて「健康で暮らせますように」とお願いしてしまうのも面白い。

兼好師、『お化け長屋』を最後まで。
最初にきた男が落としていった財布をふたりめの男が持っていってしまうのだが、まわりまわって最初の男の手に戻るところがおかしいし、いかにも兼好師だなーと思う。
ところで落語の仕草で、おばあさんはなんで下を向いて胸を押さえてるんだろうか。

しかしせっかく会社休んだというのに遠出もせず落語・靖国神社・落語と狭い範囲しか行ってないな……。
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新宿末廣亭 平成三十年八月中席 昼の部 8月15日 [落語]

新宿末廣亭 平成三十年八月中席 昼の部 8月15日
於:新宿末廣亭

三遊亭遊子『初天神』
一矢 相撲漫談
桂文月『ざるや』
三笑亭可龍『狂言マック』
宮田陽・昇 漫才
三遊亭兼好『熊の皮』
三笑亭夢太朗『浮世床(かくし芸・将棋)』
山口君と竹田君 コント
三遊亭圓遊『新作(孫)』
三遊亭小遊三『ん廻し』
東京ボーイズ 漫謡
三遊亭遊三『親子酒』
笑福亭和光『ぜんざい公社』
林家今丸 紙切り(浴衣、虎、朝顔、龍)
三遊亭遊喜『看板のピン』
桂南なん『夏泥』
ボンボンブラザーズ 曲芸
三遊亭遊馬『ねずみ』

うちの会社はお盆休みというものはないのだが、クライアントはお休み。
せっかくなので1日くらいは休みをとる。で落語に行く。
末廣亭へは国道4号から靖国通りを通って行くのだけれど、神保町のあたりからなんだかいろいろ物々しい雰囲気に。何だなんだと思っていたら、あー今日は終戦記念日で靖國神社がごった返してるのか。
街宣車を横目に通り過ぎ、新宿まで。
一応お盆とはいえども平日だし、逆にお盆だからこそ都内は空いてるかもしれないと期待していたのだがそう甘くはなかったようで、開演直後に行ったらすでに椅子は満席。桟敷席に上がるが桟敷もじきにいっぱいになって二階席まで埋まったようだった。

可龍師、一昔前に人気だった狂言師がハンバーガー屋でバイトするという新作。
イマドキの若者のしゃべり方と狂言師のあのしゃべり方の落差が面白い。

兼好師、こないだ「末廣亭には最近よく出ているからもう慣れたんじゃないですか?」と聞いたのだが、「まだまだ全然慣れない」と言っていた。「出番を取られた」と思われていることが伝わってくることがあるそうで、アウェー感がすごいのだそうだ。そんなときはウケればウケたで「チッ」という感じになるし、ウケなければ「アイツ何しにきたんだ」となるそうな。ふーん。まあ全員じゃないだろうけどそういうことを思う人もいるんだろうな。
で、やっぱり兼好師の話し方なんかはいつもとそう変わらないんだけど、なんか受けるポイントがいつもとなんかちょっと違う気がする。ん、ここで笑うの? とか、逆にここで笑わないの? とかちょっとズレが生じている気がする。やっぱりお客さんがいつもと違うからかな。

山口君と竹田君、面白いなー。

遊馬師、噺にメリハリもあるし、人物もいろいろ演じ分けられてるんだけど、最後噛んだー! もったいない! むう遊馬師にはぜひこの大事なところで噛む悪癖を直してもらいたい。これがなければなあ……。

帰り道、せっかくなので靖國神社に寄ってお参りをする。
やはり日本人に生まれて今日この日に休みをとったんならお参りしなきゃね……。
通りすがりとはいえ、やはり今日ここにお参りするとなると気が引き締まる。そしてなぜか泣きそうになる。今は平和で落語も気軽に聴けてよかったなーと心から思う。

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Nikon Df
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