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三遊亭天どん独演会 新作大全 [落語]

三遊亭天どん独演会 新作大全
於:両国 お江戸両国亭

三遊亭天どん『牛の子』
三遊亭ごはんつぶ『ふんどしの街』
三遊亭天どん『ランゴランゴ』
三遊亭ごはんつぶ『全自動』
三遊亭天どん『忘れたじいさん』

レブル250で印旛沼までツーリング。今年のGWはあまり天気がよくないらしいので今日は晴れてよかった。だいぶギア操作にも慣れ、発進もかなりスムーズに。特に何も考えずに乗れるようになってきた。ただキツい坂道発進ではもうちょい慣れが必要かな。
帰りの途中、ちょうどルートが複雑なところで携帯の充電が切れて焦る。ていうかUSB電源も付いてるんだけど、ダイソーで買ったケーブルだと充電してくれない。最近厳しすぎない? 下手すると少し古い純正ですらはじかれることもあるし。とりあえず方向的に正しいと思われる方向に走っていたら、偶然以前何度か行ったことがある市川動物園の看板を見つけ、動物園までたどり着く。そこからなら道はわかるので、方向音痴の私としては割と最小限の被害で済んだ。しかしiPhoneにはイラつきしか覚えない。
家に戻ってバイクを乗り換えて両国亭まで。直前まで乗っていたバイクと比べると段違いに軽いということがよくわかる。あとハンドルポジションの違いとか。ハンドルが体に近いとすごい楽。

ところで毎年恒例ではあるのだが、GWは自分のやりたいことややらなきゃならないこと、行きたい落語や友人と飲みに行ったりなどなど時間が足りなすぎる。ということでいつものペースでブログ書いてると時間が足りないのでGW中は簡易バージョンで。というか本来自分のための備忘録用ブログなんだからあんまり省略しすぎるのも意味ないんだけどなあ。

天どん師の一席め、「なんかよくわからない披露目につきあわされてる」といつものようにブツブツとグチりから。「そこでアナタがたが笑うのもおかしいでしょう」ってもうめんどくさいなあ。まあそれがいいんですけど。
「馬場でも新作の会をやってて何が違うんだと思われるでしょうけど、一応こっちは師匠や大師匠の噺をやるということで差別化をしてるんですよ。師匠の噺はなんとなく覚えたものとか、強制的に覚えさせられたものとかいくつかあるんですけど、もう一周しちゃったんですよね。二周め入ってもいいんですけど、主催の方に『いいですよ、師匠のネタ覚えますよ』って言っちゃったんでね。でも寄席でよくやってたネタでちょうどいいのを探したんですけどあんまりないんですよ」といろいろ舞台裏をぶっちゃける。ていうかやっぱりなんだかんだで天どん師が一番師匠のこと好きだよね。
「まあそのネタは次にやりますけど、最初の噺は圓生師匠がやってた噺をやります」と『牛の子』に。
昨日も高座の上で後ろにひっくり返って股引を見せつけていたが、まさか二日続けてとは。しかも噺に合わせて牛柄の股引。「こういうことやると前座さんにバカにされるんだよなあ」だそうで。まあしらんけど圓生師はやらなかっただろうなあ。

ごはんつぶさん、わん丈師の披露目の番頭で大変そうなのにこういう会にもきっちり出てくるのは偉い。
ネット上で炎上しがちなあの人のあのツイートについて裏話的な暴露も。
「ふんどし」「大谷翔平」「不適切」の三題噺。老舗のふんどし屋が「銀河ふんどし」という怪しげなものを開発し、それをマルチまがいに販売展開をしていくというもの。ホラーといっていたが、不条理ものといったほうが近いかも。

天どん師の二席め、「さっき『前座にバカにされる』といいましたけど、ホントなんですよ。まず私に挨拶しませんから。昨日も楽屋にさん喬師匠がいて、私もいたんです。さん喬師匠には手をついて『おはようございます』って言ってるのに、僕にはついでに『あ、どうも』みたいな感じの挨拶しかないんですよ。披露目の手伝いにきた二ツ目もね、わん丈には足を止めて『おはようございます』とか『おめでとうございます』とかいってるんですよ。でも僕にはやっぱり『あ、どうも』みたいなんで終わりなんですよ。お前わん丈を手伝いにきたんだろ。俺はその師匠だぞ」と憤懣やる方ない様子。
『ランゴランゴ』は仕事でイベントに出てくれる落語家を探していると友人から相談を受け、少ない予算で呼べる人としてアフガニスタン出身の噺かを紹介するというもの。
いろいろ世界観というか中東っぽい感じと東南アジアっぽい感じが混ざりあって、かなりカオスな状況になっていくのが面白い。

ごはんつぶさんの二席め、家電好きのおじいちゃんが、その孫に対して使い方を教えるというもの。「アレクサ」の代わりが「アサクサ」で、なにか頼むとそれを江戸っ子弁に直されて機械に説教されるのがおかしい。

天どん師の三席め、なにを聞いても「忘れた」しかいわないおじいちゃんと孫との噺。「思いっきりおじいちゃんと孫でツいてる」とボヤく。
孫娘が結婚をしたいという相手をおじいちゃんと会わせると、「忘れた、忘れた」といいながらも激しい仕草で反対される。どうやら彼の祖母となにかあるらしく……というストーリー。
ちょっとラブストーリー的な展開になるところもあり、「うわー、さぶ。誰この噺作ったの?」と大層照れていた。「恥ずかしさの限界に挑戦する噺」なんどそうで。
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