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夏のらくご長屋 扇辰夏の独演会 [落語]

夏のらくご長屋 扇辰夏の独演会
於:中野 なかの芸能小劇場

桃月庵ひしもち『転失気』
入船亭扇辰『一眼国』
入船亭扇辰『藁人形』

今日はなかの芸能小劇場のダブルヘッダー。
いつも中野にくると隣の高円寺までタイ料理を食べに行く。今日はいつもの店ではなく別の店に行ってみる。いつもの店よりも少しだけ高いがメニューの数も多いし、なんといっても私の一番好きなメニューのレッドカレーがあるのが嬉しい。
調子に乗ってレッドカレーとカオマンガイの2種類を食べてしまう。腹いっぱい。

一席め、最近のどこも禁煙の風潮を愛煙家の扇辰師が嘆く。しかしそれほど客席からは賛同が出ず。「さてはみんな嫌煙家だな?」もう俺はタバコやめたからなあ。でも最近はホントやりすぎだと思う。どこも吸えなくて肩身が狭すぎるだろうな。やめてよかった。
『一眼国』は久しぶり。あの一眼国という国はやっぱりどこか異次元の国なのだろうか。最近のラノベっぽくいうと異世界物なのか。

『藁人形』もまた久しぶり。今日は怪談っぽい噺を続けて。夏だからか。
おくまのさらりとした佇まいが美しい。

……最近いつも聴いている人たちの何度も聴いた話だとさすがにもう感想が出てこない。同じこと何度も書いても「こいつ芸がねーな」とか思われそうだし……。
まあ『一眼国』も『藁人形』も割と淡々と聴かせる噺だし、扇辰師の噺は作り込まれてるからそんなに毎回変わるわけでもないしね。
というかこれまでのが長すぎるんだよな。

なかの芸能小劇場が入っているビルには駐輪場があって、これまであまり気にしてなかったのだが、ふと気になって管理人になかの芸能小劇場の客のバイクを停められるのかと聞いたらOKとのこと。マジかよ……。これまで駐禁切られたりそれに懲りて有料駐輪場に停めてたのに……。
悄然とした帰り道、降雨確率50%で怪しかった空からついに雨も降ってくる。ついてないときはとことんついてないね。
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実力派二ツ目独演会 らくご長屋 宮治ひとり舞台 [落語]

実力派二ツ目独演会 らくご長屋 宮治ひとり舞台
於:中野 なかの芸能小劇場

桂宮治『狸賽』『七段目』『江島屋騒動』

久しぶりの宮治さん。
この後何かはまだ言えないけれども夕方からの会見だかなんだかの司会の仕事があるのだとか。
なんだろ協会の次期会長が決まったとか松之丞が真打昇進でもすんのか。今日の夕方か明日には発表になるらしいので当たってるかどうか。さっきニュース見たらこっちーが結婚するみたいだけどこれか?

家族で旅行に行った軽井沢の話や、成金メンバーで行った熱海旅行の話をマクラに。
成金の旅行は2年に一度、宮治さんが幹事となって行っているらしい。なんかA太郎さんのインスタで見たな。
男10人でビーチボールトスを「100回続けられるまで海から上がらない」と決めてやっていたところ、次第にギャラリーが集まってきて盛り上がったとか。
「熱海はまだまだ動物がいるらしいですね」と振って一席めに入るものの、ここまでですでに30分近く経っている。相変わらずのサービス精神。
「狸のキンは八畳敷、アタシは子どもだから四畳半」と広げる仕草をするときに、なぜか客席と目を合わせてキンを引っ張る手伝いをさせるように振る舞う。「セクハラで訴えたら勝てますよ」。そんな観客参加型はイヤだ。

そのまま二席めに。
たいそうクサい演伎がハマる。
途中で歌舞伎の真似事で目を中央に寄せて「睨み」のような表情をするが、長く続かず苦しそうなのがおかしい。

三席めは客席の照明を落とし、舞台の明かりもだいぶ暗くして静かに話し出す。マクラも子ども時代の恐怖体験を。
宮治さんの怪談噺は初めてか。
上手いんだけどね、なんか例えば目を突かれた際の「痛いっ!」というリアクションが滑稽噺のときとかぶってしまってイマイチ怪談として乗り切れないというか。普段の宮治さんとのギャップがすごい。
タグ:桂宮治
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