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第二回 ビクター 二八落語会 夜席 [落語]

第二回 ビクター 二八落語会 夜席
於:原宿 VACANT

林家扇兵衛『初天神』
三遊亭兼好『短命』『大山詣り』

上野御徒町から銀座線で表参道まで移動する。
原宿の若者が溢れる通りに、私も含めてどう考えても場違いな年齢層の高い人々が会場前に集っている。
開場までしばらく待ち、チケットの整理番号順に会場に入る。
開演前の世話人の前説によれば、昼席の文左衛門師のときは席か後ろから埋まっていったのに、兼好師のときは前から埋まっていったらしい。
四方を木の板の壁に囲まれ、ジャズが薄く流れて殺風景といえば殺風景の会場。

前座は木久扇門下の扇兵衛さん。堂々の体躯も、客席で携帯が鳴ってわたわたに。まだ固さが目立つ感じ。

兼好師、前説で「いつも笑顔だが一之輔師によれば『あれは偽りの笑顔だ』とのことです」と言われ「いつでも笑顔を作れる兼好です」と満面の笑みで登場。
兼好師の『短命』は久しぶり。なんだかんだ言いながら八つぁんのおかみさんがまんざらでもなさそうに給仕をするのがいい。仲良くじゃれあっているように見える。

仲入りを挟んで二席め。兼好師の『大山詣り』もだいぶ久しぶりな気がする。
出発前の決めしきを作る場面をカットし、宿で先達さんが日記をつけている場面から。テンポよく噺がさくさくと進む。ちょこちょこと挟まれる小ネタが秀逸。

次回は昼席が一之輔師、夜席が扇辰師だそうだ。うわーどっちも行きてぇー。
タグ:三遊亭兼好
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