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横浜 井土ヶ谷落語会(第508回) [落語]

第508回 井土ヶ谷落語会
於:井土ヶ谷 落語すなっく元

三遊亭兼好『たがや』『お化け長屋』

今日は朝から深夜まで兼好ストーカーの一日。
兼好師も言っていたが、日本一早い落語会と日本一遅い落語会を一日でやるとは。

以前一度きたときは人がギッチギチのうえ、店の勝手がわからずなんとなく居心地の悪い思いをしたため、今回は少し早めに行ってシステムを教えてもらう。
そんな難しい話ではなく、つまりは普通に飲み食いをしてその代金と落語の木戸銭を合わせて最後にお勘定として払うというもの。食べ物は大皿から自分でバイキング形式でとってくる。
実は昼の4時から呑み始めており、この時点ですでにビール4〜5杯につまみもいろいろ摂っているため、ほとんど飲み食いできず。鴨のローストや唐揚げなどをつまむ。鴨うまい。
今日はギチギチではなく、ちょうどいい按配に席が埋まっていて、リラックスできる。
壁にびっしりと貼られた、過去にこの会に出演した名人上手と呼ばれた人たちの色紙を眺める。家元や五代目の圓楽師に混じって、志ん朝師の色紙も発見。私が産まれる前か……。改めてすごい会だと実感する。
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予定時刻より少し押して兼好師が登場。
『たがや』は今年初の季節の噺。あーそろそろ夏なんだなーという気になる。やや啖呵が軽めのような。

『お化け長屋』も今シーズン初。
新入りを追い出すまでのフルバージョン。
たぬもくと若い大工とのやりとりも楽しいが、長屋の連中総出で追い出しにかかるところが特にいい。雨を降らすための如雨露を忘れたから口三味線で「しとしとー、しとしとー」というとか、陰気なはずのお寺の鐘をリズミカルに鳴らすとか、登場人物がバカばっかりで底抜けに明るいのがたまらない。
というか江戸で四畳半と六畳の二間に庭付きの長屋に住んでるなんて、町民としては相当いい暮らしをしている人たちなはずなのに……。

終演後、兼好師を囲んでもう少し呑む。また、希望者に色紙のプレゼントも。
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帰宅はすっかり遅くなり、1時をまわってしまった。明日休日出勤しなきゃいけないのになにやってんだ。
タグ:三遊亭兼好
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