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遊馬百席 第59回 [落語]

遊馬百席 第59回
於:板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『酢豆腐』『幇間腹』『錦の袈裟』

少し早めに家を出て、池袋から会場までぷらぷらと歩く。
志ん朝師の『三枚起請』を聴きながら歩いていたのだが、噺の中に「三千世界の烏を殺し 主(ぬし)と朝寝がしてみたい」という都々逸が出てくる。「三千世界」ってのはなんとなくしか知らないけど何のことだろうと思いながら北池袋の踏切を渡っていると、駅名を書いた看板に「三千世界」と書いてあった。どうやら三千世界とは北池袋のことのようだ。
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Nikon D7000

さて遊馬師は今日、知り合いの豆腐屋さんが出店しているお祭りへ手伝いへ行ったらしく、その模様などをマクラに。好天の下、1時間半しゃべりっぱなしらしく、少しお疲れのようだった。
夏のような今日の暑さと豆腐という取り合わせときたら『酢豆腐』。
時間の都合か、古漬けを出させるための攻防部分をバッサリとカットしていた。個人的にはここが一番好きなところなので、少し残念。
とはいえキザな若旦那の奇行っぷりを充分に堪能できた。

続けて若旦那つながり(?)で『幇間腹』へ。最近よく聴く。
細部は細々と変わっていたが……うーん、やっぱり独演会で聴いたときの方がよかったかな。
テンポとか噺の構成とか、若干不自然な感じがした。

三席めは、一席めと同じく町内の若い者が「何かいい考えはないか」と相談するところから始まる『錦の袈裟』。
こういうのは「噺がつく」とは言わないのだろうか。
与太郎の無邪気な能天気っぷりとおかみさんのハネっ返り具合の対比がいい。

今日はお疲れなのか、細かい言い間違いや言葉に詰まる場面が多かった気がする。
タグ:三遊亭遊馬
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