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調布あらぱん亭 Vol.68 [落語]

調布あらぱん亭 Vol.68
於:調布 アラパンス

三遊亭兼好『真田小僧』『木乃伊取り』

南欧料理店で開かれている落語会。
毎回実力派の噺家が出演しているので気にはなっていたのだが、今までなんとなく縁がなかったというのか、用があったり他の落語会行ったり。ちょっと遠いというのもあるけれど。
割と余裕を持っていったはずなのだが、人身事故があったとかで調布の駅に着いたのは開演10分前くらい。しかも調布の駅は初めてなので勝手がわからずウロウロしていたら、どうやら逆の出口に出てしまった。
焦りながらも開演直前に会場に到着。やはり初めての会場の場合は事前によく調べておかないと。と思っていたら、どうやら今は調布駅が改装中らしく、かなりややこしいことになっているようだ。
知り合いも迷ったらしいし、なにより兼好師も迷ったらしい。

昨日の談笑師の息子さんの鉄っぷりをマクラに、兼好師も京急について語っていた。談笑師は息子さんに影響されて、今ではちょっと見ただけで何系かわかるようになったらしい。
このように子どもが親から影響を受けるだけでなく、親が子どもから影響を受けることもある、というところから『真田小僧』へと入る。
この間は『六連銭』として真田幸村の講談のところまでやっていたが、今日は「お前この話聞きたい?」のところで終わり。
「じゃあ1万円くれ」がオチなのだけど、これまで10銭20銭でやってたのにいきなり高いのがちょっと違和感があるかなあ。1万円といったら今でも大金なのに、この時代だったら100万くらい?

二席めの『木乃伊取り』は久しぶりに聴く。
しかしまあこの若旦那はなんでこうイヤなヤツなんだろう。自分じゃあ金も稼げないくせに、『湯屋番』とかの若旦那のような可愛げがまるでない。
でもだからこそ頑固で堅物な田舎者の清蔵との対比が光るのかもしれない。
その清蔵も呑んでいくうちに言動が怪しくなって、というのは兼好師お得意のパターン。『猫の災難』や『花見酒』のように、どんどんメーターが上がっていく様子がなんとも言えずおかしい。

終演後は兼好師を交えて打ち上げ。
一席めのマクラの影響からか、しばらく鉄道ネタで盛り上がっていた。
来月は一之輔師らしく、チケットも販売されていたので購入する。今から楽しみだ。
タグ:三遊亭兼好
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