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ワンコイン寄席 第10回記念公演 春風亭一蔵・田辺いちか二人会 [落語]

ワンコイン寄席 第10回記念公演 春風亭一蔵・田辺いちか二人会
於:三郷 鷹野文化センター

春風亭一蔵『大師の杵』
田辺いちか『名医と名優』
田辺いちか『山内一豊と千代』
春風亭一蔵『堪忍袋』

疲れが取れない。ってまあそりゃそうだ。毎日家に帰るのが12時を過ぎ、猫の世話と飯食ってシャワー浴びるだけで2時を越える。そんで9時前には家を出るんだから。
今は鈴本夜席で天どん師、末廣亭夜席で一之輔師、池袋昼席で扇辰師かトリを取っていて、元気があれば土日は寄席の掛け持ちをするところだが、さすがにムリだ。というかどれか行きたかったなあ。いっこも行けないまま明日も仕事だ。
天どん師の鈴本ならこの会が終わってから行けなくもないが、ネタ出しで『いつもの歌』なんだよなー。何度も聴いてるから他のネタの日がよかったんだけど……。

さてこの会は約1年ぶりか。
空模様が怪しいが、バイクで。上着ないとまだちょっと寒いな。

「真打になって帰ってまいりました!」と高らかに声を上げて大きな拍手をもらう。
「この会も10回ということで、記念として普段は独演会なのですが今日は私といちかさんの二人会。この後講談界一の美人が出てきますから。この会も年4回に増えるそうですから、皆さん欠かさず通ってくださいますよう……」。次回が朝之助さんでその次が一花さんて一朝一門すごいな。その次は朝枝さんだったりして……。ん、誰か足りないような……。……。
「最近はようやくコロナも5類に変わって旅の仕事も増えてきた」と鉄板の落語会にお茶をもらいにきた婆さんのマクラを振ってから『大師の杵』に。
2月の新版三人集でも聴いたのだが、聴いてる途中で胆石の発作が出て結局救急車呼ぶことになったんだよなあ……。いやまあもちろん一蔵師のせいではないのだが。
一蔵師の地噺は珍しい気がする。弘法大師の逸話をすると割とそこかしこで「へえー」と声が上がる。
オチ、伝わってたかなあ……。

いちかさん、「こうやって出てきて皆様の顔を拝見して、思われていることがよくわかります。『それほどでもねえじゃねえか』と……。期待のハードルをすごく上げられてしまって」と苦笑い。
で、このいちかさんの声の質とか声の圧とかがすごく心地いいんだ。さらに講談は語りのテンポもいいので、疲れや昼食直後もあり、あっという間に夢の世界へ連れていかれる。
二席めはちゃんと聴いたが、一席めもったいないことしたなあ。

一蔵師の二席め、『堪忍袋』は一蔵師で初めて聴いた。
愚痴を堪忍袋に吐き出してパッと明るい顔になるところはいかにも一蔵師らしくて楽しい。
個人的には夫婦喧嘩を大家さんに止められているときの亭主と女房のやりとりにもう少しメリハリがあるといいなと思った。

二席ともちょっとネタとしては小さめかとも思ったが、ちゃんと2時間キッチリ。これで500円なんだから文句言ったらバチが当たりますな。
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