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らぐろ亭 第20回 一蔵・小辰二人会 [落語]

らぐろ亭 第20回 一蔵・小辰二人会
於:駒込 妙義神社

入船亭小辰『長屋の花見』
春風亭一蔵『愛宕山』
春風亭一蔵『粗忽長屋』
船亭小辰『蒟蒻問答』

新しいレンズが欲しい。
28-300mmとかの高倍率ズームレンズが欲しい。この間CP+へ行ってから物欲が止まらない。
純正にするか安さと軽さでタムロンにするか。悩みどころ。

いつもは開演前のトークもないのだが、今回は20回スペシャルということで常連から後ろ幕(みたいなもの)が贈られたそうで除幕式的な感じで。
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Nikon Df
高座に小辰さんが座るとちょうど肩に小さな小辰さんが乗っているような感じに。

小辰さんの一席め、右目のまぶたに傷があり、どうしたのかと思っていたら酔っ払って看板にぶつかったらしい。私自身は酔っ払っても具合が悪くなるだけで、記憶をなくしたり性格が変わったりしない(と思う)のでそこまでへべれけになれるというのもちょっと羨ましい。
それを反省して昨日から断酒中なのだとか。
そんなところから酒盛りの噺に。東京では今日開花宣言がされて時期的にドンピシャ。
長屋連中と大家の噛み合うようで噛み合わない会話が楽しい。

一蔵さんの一席め、先日小辰さんと市弥さんと行った熱海の旅の仕事の話をマクラに。
その仕事では交通費を節約するために一蔵さんの車で行ったのだとか。
以前他の会で聞いたのだったか、その中では一蔵さんしか免許を持っていないそうだ。
で、一蔵さんがふたりを迎えに行くそうだが、「市弥は私と同じ環八沿いに住んでるからいいんです。でも小辰は環七沿いに住んでるんです(環八と環七は行き来しにくい)。そしたら普通は『じゃあ〇〇までは電車で行きますよ』とか言うじゃないですか。そういうの一切ないの! しかも途中で飯を食ったときに『缶ビール2本だけいいですか』とか酒まで飲んで! でも(香盤的に一番上だから)俺が全部金を出すの!」とだいぶご不満のご様子。というか小辰さんがかなり一蔵さんに甘えてるんだろうなーというか仲良すぎ。
東京に帰る日も打ち上げがあり、一蔵さんは飲めないのにふたりはへべれけだったとか。「助手席に座ると酒臭いから」と帰りの車中ではふたりとも後部座席に座って楽しそうに話していたそうで「俺はひとりで黙々と運転してるの。運転手か!」。
でもなんだかんだで「ものすごく楽しかった」そうで、そこから旅の噺に。
幇間の一八は太っているという設定で、山登りもあっさりバテる。一蔵さんの汗も尋常ではなくやたらリアル。
傘を持って崖を降りる場面が賑やかで楽しい。

二席め、とにかく全面的に明るい一席。
「おめえ昨日の夜どうした?」「浅草で飲んで、看板に頭をぶつけて」「ほら、そこで死んだんだよ!」と小辰さんのマクラに乗っかって笑いに変える。
というか一蔵さんと小辰さんの関係もこの噺のふたりと似ているような。

小辰さんの二席め、墓掘りの権助と八公との仲良しぶりがこれまた小辰さんと一蔵さんの関係っぽい。
きちんとそれぞれの登場人物のキャラが立っている。

打ち上げにも参加。美味しい日本酒などをいただく。
小辰さんは本当にお茶ばかりでお酒を飲んでいなかった。
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