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初笑い新春らくご長屋 兼好毎月連続独演会 [落語]

初笑い新春らくご長屋 兼好毎月連続独演会
於:中野 なかの芸能小劇場

三遊亭けん玉『垂乳根』
三遊亭兼好『堀の内』
三遊亭兼好『宿屋の富』

正月休みも今日で終わり。今年は短いな。
また明日から早起きして会社行かなければ。

けん玉さん、「よって件の如し」までフルに。
最近ここまで演るのは珍しい。
八公に「その女ってのは何か傷があるんじゃないですか?」と訊かれた大家が目をパチパチさせるのがおかしい。
最近顔芸が多くなってる気が……。

兼好師の一席め、年末からずっと飲み続けているので、うっかりすると何で飲んでいるのかわからなくなってしまう、というところからうっかり者、粗忽者の噺に入る。
兼好師は下駄と草履と片っぽずつ履いてる、という定番の導入部はなく、お参り当日の朝からスタート。
顔を洗おうとして「何で弁当箱で洗うの……気づかないもんかねえ」とおかみさんから突っ込まれ、「ザルが気づかねえのに気づくわけあるか」と開き直るのがおかしい。
顔を拭こうとして「それは布巾……それは雑巾……それは猫。タマ、お前も毎朝捕まらないの」「ワン」と猫まで粗忽がうつるというのも面白い。

『宿屋の富』はそれほど好きな噺ではないのだけれど、聴けばやっぱり面白い。
ホラを吹かすだけ吹かしておいて「……素直な野郎だねえ……」と感心しているのもおかしいが、やっぱりこの噺は富くじを突く前に湯島天神の境内でワイワイやっている連中の会話が楽しい。特に「二番富が当たる」と吹聴している男が、富が当たったら吉原の女を身請けすると妄想を繰り広げているところはこの噺の白眉だと思う。
それにしてもいつも気になるんだけど、この噺この後どうなるんだろう。ホントに一文無しと宿の主人で山分けするんだろうか。

一度帰宅して昼食を摂ってもまだ13時。
どこか行くかバイクと車の洗車でもするかと考えるも、大晦日に録画していた『ガキの使い』などを見ているうちに夕方に。……なんか昨日とまったく同じような展開だなあ。
明日からまた仕事か。なんか忘年会でいきなり営業に喧嘩売られたりしたし、気が重いなあ。
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