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黒門亭 第一部 2803回 [落語]

黒門亭 第一部 2803回
於:落語協会2F

金原亭小駒『金明竹』
三遊亭美るく『狸札』
桂文ぶん『天災』
林家時蔵『犬の目』
三遊亭天どん『ミドさん』

今年2月ぶりの黒門亭。行くときは頻繁に行くが、空くときは結構期間が空くなあ。

美るくさん、他の人のマクラなどで噂はいろいろと聞くが実際に聴くのは初めて。
昨日3x歳の誕生日だったらしい。

文ぶん師、淡々というかあまり起伏は大きくはない話し方。
乱暴者の八五郎のキャラには合わないような気もするのだが、そこがなんだかかえって印象的で面白い。

時蔵師、謝楽祭で落語協会の寄席の香盤のコピーを売ったところ全然売れなかったとのこと。
悔しいから今日も持ってきた、とのことだが……うん、全然欲しくない。
別に「真打の噺家の名前が全部入ってる」と言われても手書きなわけでもなし、番組の資料としてはかわら版見ればいいし、なにより協会が噺家に配ってるんだか寄席に貼ってあるんだかしてるもののコピーでしょ? 時蔵師がわざわざ作ったものでもないんだし、どこに商品価値があるのかわからない。しかも40数枚入って千円って高いよ。なぜそれが売れると思ったのか。
欲しい人は欲しいのかねえ……と思ったけど、「誰か買う人います?」と聞かれて誰も欲しがらず。そうだよねえ。
マクラが長かった分か、噺は短め。私はなぜかあまり巡り会わない噺だが、このナンセンスがいかにも落語的で楽しい。

天どん師、ゴレンジャーのミドレンジャーが現在の暮らしを語る新作。
数年前に作って4、5回しかやったことがないという。
理由としては、最近粋歌さんが似たような噺を作って天どん師がパクったみたいに思われるとか、仕込みが大変だとかいろいろあるらしい。
で、その大変だった仕込みが高座で不発。2回やり直したが不発。「楽屋ではできたのにー」とorzとなっていたが、それもまた天どん師っぽい。

外へ出てみると土砂降り。もう2週間近く雨降ってねえか。バイクできちゃったよもー。
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