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新宿末廣亭 平成二十八年九月上席 夜の部 九月十日 [落語]

新宿末廣亭 平成二十八年九月上席 夜の部 九月十日
於:新宿末廣亭

春風亭柳若『お菊の皿』
ハッポゥくん ハッポウアート
三遊亭兼好『紙入れ』
三遊亭圓丸『宮戸川』
春風亭美由紀 粋曲 都々逸 踊り
三遊亭遊吉『井戸の茶碗』

今週は結局毎日ほぼ午前様という有様で、今日も休日出勤。ああもう仕事終わんねえー。
しかも先週ひき始めた風邪が治らない。熱やら頭痛やらはないのだが、とにかく咳がひどくて特に夜中に出始めると止まらず、眠れないのが辛い。声もガラガラのデスボイス。
しかしさすがに千秋楽には行かなくては! 仕事思ったより進まなかったけどもういいや、と途中で投げ出して駆けつける。

柳若さん、ちょうどこないだも聴いたネタだったが、変わらず面白い。
売れ始めたお菊が若手芸人みたいなノリになるのがおかしい。

ハッポゥくんはリクエストをとったところ「スカイツリー」。
これは無難にこなしていたが、次が「タツノオトシゴ」。「タツノオトシゴ……」と固まる。「これ見せられないなあ……」と弱気な発言が出たものの、できあがりはちゃんとタツノオトシゴで歓声が上がる。
で、次が「寅さん」。「寅さん……えー寅さん?」と再び固まる。一度も見たことないそうだ。
ハッポゥくん面白いし、また寄席に出てもらいたいな。

さて兼好師、楽日なので再び「待ってました!」の声をかけたものの、自分でもびっくりするくらい声が出ない。うーむ。
「圓楽一門らしい噺をということで……間男の噺を。うちの一門は銀座から錦糸町までどこでも間男をするんです」と身内で笑いをとる。
相変わらずおかみさんの妖艶というか情艶さがものすごく、目や首の動きだけで面白い。

代バネの遊吉師の代わりの圓丸師、小遊三一門なので遊馬師の兄弟子か。
初めて聴いたが歯切れが良くて軽やかだけれども軽すぎず、なんとも爽やか。
こういう話し方の噺家さん好きだな。

美由紀姐さん、いい喉。
唄や都々逸を聴いてしみじみといいなあと思えるようになってきた。
踊りも美しい。

終演後、末廣亭の前でぼんやり立っていたら兼好師とばったり会い、挨拶を交わす。
まあ出演8日間のうち5回だから、まだ行けた方か。次もまた機会があればいいなあ。
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rokohi

末広亭の兼好師匠の応援にたびたび行かれて、よっかったですね。
師匠の紙入れは、rokohiも大好きです。今度は、独演会までお預け?です。 お風邪とのことお大事にしてください。陽気も定まらないですし、
咳は苦しいですものね。これからもよろしく!おじゃまさせていただきます。
by rokohi (2016-09-12 23:55) 

Macky

>rokohiさん
こんばんは。いつもありがとうございます。
やっぱり寄席の定席に、というのはいつもとは違うスペシャル感がありますね。
こういってはアレですが、両国と末廣亭だと雰囲気も全然違いますし……。

これからもよろしくお願いします。
by Macky (2016-09-13 22:11) 

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