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お正月だよ!あラらしきスペシャル [落語]

お正月だよ!あラらしきスペシャル
於:水天宮前 日本橋劇場

オープニングトーク
柳家小太郎『初天神』
春風亭一蔵『寝床』
春風亭一蔵『短命』
柳家小太郎『按摩の炬燵』

以前はこの会は日曜の昼間に春日で行っていたのだが、最近平日の連雀亭でやることが多くなったため久しぶりにきた。
開演前にオープニングトークとしてふたり揃って幕の前に。
客の入りなどについてざっくばらんに。「許可のない撮影は禁止です。今は撮っていいですよ」と小太郎さんがいい、せっかくなので私も撮る。小太郎さんはいちいちカメラに向かってポーズを決めていた。サービスいいなあ。

小太郎さんの一席め、父親と金坊では足踏みの速さが違うのが芸が細かい。
飴屋のくだりは省いて団子屋から。小太郎さんのニンに合っているのか、金坊の落ち着きのなさがなんとも楽しい。
凧屋に「あの凧は看板だろ?」といいながら目配せやハンドサインを送っているのに凧屋に無視されるところや、凧揚げに夢中になるところなど、父親の子どもっぽさもなんともいい味を出している。

一蔵さんは今年初かな。
『寝床』も『短命』も何度か聴いた噺ではあるけれども、相変わらずの押しの強さでそれがなんとも面白い。
特に『寝床』の重蔵のキャラクターはピカイチで、ヨイシャーでありながらも旦那に向かって「あぁん?」とメンチを切るという、これ一蔵さんそのものじゃねーのというおかしさがある。

今日の前座は一蔵さんの弟弟子の一猿(いちえん)さん。
落語はなしで、高座返しのためだけにきているということで、一蔵さんが「私の二席めの後に出てくるところを見てやってください!」とアピールしたため、高座返しに出てきたところで拍手が起こる。
座布団をひっくり返した後に首をかしげて角度を微調節するという小ボケを挟んだら、めくりを変え忘れて客席から「めくりめくり」と指摘される一幕も。

小太郎さんの二席めの『按摩の炬燵』は初めて聴く噺。
なんというか、落語らしいバカバカしい噺っちゃあバカバカしいが、番頭さんの「私が炬燵や行火を使えば若い者が真似をする。若い者が使えば小僧たちも真似をする。それで火事を出したら申し訳なから私も使わない」というのはいかにも日本人らしくていい理屈だなあと思う。ま、そこから「だから人に酒を飲ませてその人を炬燵代わりにしよう」という理屈がいかにも落語なのだが。

帰りに秋葉原へ寄って無線LAN内蔵SDカードのFlashAir 32GBを購入する。
いくつか店を回ってその中でも最安値の店で買ったのだが、価格.comでの最安値の約7割で買えた。
以前は8GBで5000円くらいしたのになあ。さすが秋葉原、と思ったらどうやら中国仕向のようで、だから安いのか。日本語版の説明書が入ってなかったが、まあそんなものいらんし。
いずれにせよメディアが安くてに入るのはありがたい。
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