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両国寄席 平成二十六年十二月興行 十二月六日 [落語]

両国寄席 平成二十六年十二月興行 十二月六日
於:お江戸両国亭

三遊亭楽市『夕立や』 かっぽれ
ニックス 漫才
三遊亭萬橘『たらちね』

池上からのハシゴ。両国寄席は仲入り後だと千円になるので、少し時間を潰して待つ。
楽市師が始まったあたりで入る。

いくつか小話をしたあとに、かっぽれを習っているのだが、これが元を取れない、せっかくなので練習させてくれとかっぽれを踊る。
……うん、確かにこれは元は取れないだろうね。足元はフラフラしてるし、手の動きにもキレはないし、素人目に見たってナニコレ人前でやるレベルじゃねーぞ、ってのがわかる。
もうさあ、ホント五代目圓楽一門の「金の取れない芸を平気で客に見せる」神経大嫌い。
客をバカにしてんのか? これで「プロでござい」って顔をしてるから余計に腹が立つ。天狗連でももっと上手いひといっぱいいるぞ。ホント危機感ねーんだな。

ニックス、今日は3か所めということで少しお疲れの様子。でもそれがいい感じで力が抜けていて、いつもの大きな声でわめくような感じばかりでなくなんか面白い。

萬橘師、かなり大胆にアレンジした『たらちね』で、なんと言っても八っつぁんはおかみさんが言葉が丁寧すぎることを知らないまま結婚してしまう。
しかも「自らことの姓名は〜」を毎回全部終わりまでやって、さながら『寿限無』や『金明竹』のような感じに。
これ面白いなー。オチも決まったし、今まで何度も『たらちね』聴いたけど一番面白かったかもしれない。
これだけで木戸銭分の価値が充分にあった一席だった。
タグ:三遊亭萬橘
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