五代目圓楽一門 ワンコイン落語会

五代目圓楽一門 ワンコイン落語会
於：浦和 市民会館うらわ

三遊亭兼好『壺算』
三遊亭楽生『甲府い』

今日は浦和で落語まつりらしい。
その1公演としてのステージ。
なんにせよ兼好師が出るのに500円とは安い。
猫のトイレを洗ったりしてたら少し到着が遅れてしまい、王楽師が『牛ほめ』をやっているいるところだった。

兼好師はまずいつものように会場いじりから。
「北浦和南浦和東浦和西浦和とたくさんある中でわざわざ浦和を選んで来ていただいて……」といって笑いを誘う。でも結構な人が「中浦和と武蔵浦和もあるぞ」と思っていたのではないだろうか。浦和の品揃えは日本一らしいからなあ。
瀬戸物屋に五十銭まけさせるときに、爺さんの今際の際の話をし、いつもなら「それから俺は五十銭まけてくれねえヤツは許せねえんだ」とすごむのだが、今日は「爺さんも悔しかったんだろうなあ、それから五十銭まけてくれねえ店に出るようになった」と夏らしく怪談仕立てで脅しにかかる。
一荷入りの甕を二荷入りに変えようとする場面では、会場から「ん？」とか「え？」「あらー」などといい反応が返ってくる。兼好師もノリノリで演じているように見えた。

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