SSブログ

遊馬百席 第66回 [落語]

遊馬百席 第66回
於:板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『動物園』『薮入り』『権助魚』

今年初の「遊馬百席」。実は今年初遊馬師。今年はなんだかこれまで縁がなく、無沙汰をしてしまった。
昨日は国立演芸場の花形演芸会のトリだったのだが、さすがにあの大雪の中は……。というか用事があって赤羽にいたのだが、普段なら30分もかからないところから帰るのに2時間もかかってしまった。国立演芸場もチケットは完売だったが、客席は半分くらいだったとのこと。まあ仕方ないだろうなあ。

『動物園』は遊馬師では初めて、というか本格古典ばかりの遊馬師がやや新作寄りのこの噺を演ることに驚いた。
本人も「この噺を演る日がくるとは……」とのことだったが、学校寄席などでは子どもにウケがいいのだそうだ。
虎の男を図々しくしつこい感じに演る人も多いが、遊馬師のはくどさも感じさせず。

続けて二席めの『薮入り』に入る。これまた遊馬師では初めて。
父親の薮入り前のそわそわとした感じや、久しぶりの我が子に会った嬉しさが伝わってくる。

仲入りを挟んで三席め。
朴訥とした雰囲気の権助が遊馬師のキャラクターとよく似合っている。
『権助魚』は兼好師でよく聴くが、兼好師の権助とはかなり雰囲気が異なる。が、その権助を遊馬師が演ったらやはり違和感があるだろうなあ。それぞれの持つニンというか、個性に合った話しぶりだからこそ同じ噺をいろいろと楽しめるのだろうと改めて思えた。
タグ:三遊亭遊馬
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0