SSブログ

第十二回 一蔵ひとりの会 [落語]

第十二回 一蔵ひとりの会
於:らくごカフェ

春風亭一蔵『黄金の大黒』『猫の災難』『お見立て』

午前中は彼女の見舞いに。着替えやらふりかけやらいろいろと持っていく。
昨日よりマシのようで一安心。

さて今年初の「一蔵ひとりの会」。
紋付袴に身を包んで登場。すると「よっ、田柄高校!」との声が。なんか聞いたことある声だなーと思ったら、宮治さんの客の戸越銀座おじさんじゃないか。あーーー、こっちにも来るようになったんだー。そうですかー。……うへぇ。
年末年始の話をマクラに。年末の三越一門会での出来事を話していた。一之輔師もラジオでいっていたが、見習いの朝太郎さんが非常に残念らしい。
一席めはおめでたい噺として『黄金の大黒』をかける。口上や大家の子どもをシバくところで終わることも多いが、今日は最後まで。
店賃をためているのがひとつふたつだったり、普通の羽織を持っていたり、この長屋は落語に出てくる長屋としては比較的裕福なようだ。が、「ご馳走っていったらご飯の上に鰹節がかかったものも出てきますか!?」とそうでもない人もいる様子。
口上の手本を見せる人が、真打昇進披露興行の口上のように「とざいとーざいー」と始めていたところは大ウケ。

そういえば『猫の災難』て兼好師以外にはあまり聴いたことがないような気がする。
しかし同じ長屋に住みながら、片方は鯛を猫に食わせ、片方は一文なしってすごい格差だな。
マクラでは一門の兄弟弟子の酒癖や、以前噺家仲間で呑んだ際のエピソードなど。男5〜6人で呑んで気がついたら全員チ○コ出てたらしい。……なんで?
なので、酔ってきてからの理屈のめちゃくちゃぶりが一層引き立っているように思えた。素でこういうこと言いそう。

『お見立て』は何度か聴いたが、今日が一番面白かった。
とにかく喜助と杢兵衛お大尽がふたりともハイテンションで、その攻防がやたらおかしい。
喜助の「じゃそういうことで、お帰りはあちら!」とそこだけなぜか強気なのも笑える。
時折挟まれる喜瀬川花魁はニコニコとしていて、いいアクセントになっていた。

終演後、会社に出て仕事をこなそうかと思ったが、なんかもうめんどくさくなってしまったので帰宅。
テクマクマヤコンテクマクマヤコンもうどうにでもなーれ。
タグ:春風亭一蔵
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0