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秋葉原ぶらぶら [散策]

夏休みに休日出勤した分の代休をとる。
特に行きたい落語会なども見当たらないので、どこかに行こうかと思ったのだが、うちの猫がかわいすぎて出かける気がしない。

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しかしせっかく平日に休んでいるのだからどこかに行かなければ……という貧乏性に突き動かされ、なんとなく外へ出る。
最近カメラも猫を撮るのにしか使ってないし。

どっか日帰り温泉にでも行こうかなあーと思うも、それならせめて午前中に家を出たかった。メシ食ったり髪切ったりしてるうちに午後4時、はっきり言ってこれから出かけようという時間ではなくなっている。

で、「温泉天国」なるアプリで探してみると、秋葉原に「神田アクアハウス江戸遊」なる場所を見つけたので、とりあえず行ってみることに。

秋葉原で降りて、万世橋の方に行くと、何だか中央線のガード下がキレイになっている。知らなかったが、ここは「mAAch ecute(マーチエキュート) 神田万世橋」として9月にオープンしたばかりらしい。
コーヒーショップでコーヒーを買い、神田川沿いのデッキへ出る。神田川を眺めながらコーヒーを飲み、出来心でしゃらくさい写真を撮ってみる。

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Nikon D7000

こんなのを撮っているところを想像すると、うっかり死にたくなる。
コーヒーはとても美味しゅうございました。

神田アクアハウス江戸遊に着いてみると、うんやっぱり予想通り温泉ではなくて、小規模なスーパー銭湯といったところ。まあ今日は広い風呂に入ろうと思っただけだからいいんだけどさー、「温泉天国」てアプリ名なら温泉と銭湯は分けて表示してくんないかな。泉質とかも出てないし。
会社帰りやもしかしたら営業回り中のサラリーマンや、近所に住んでいる人たちが集まっているようだ。

なんやかやいいつつサウナやシャグジーなども楽しみ、風呂上りに近くの居酒屋でビールを2杯。
帰ってきて傍らには猫。なんだかんだで満喫したようなしてないような。

岩手ぶらぶら [散策]

母の実家がある岩手へ。
朝7時に上野駅へ行き、駅弁とビール。
母や姪っ子たちは先に行っているので、追っかける形で一泊旅行に出かける。

北上駅に着いて、最寄り駅までローカル線で行く。いつもは親戚が北上駅まで迎えにきてくれるのだが、今回は乗り継ぎがよかったため、私の中にほんのちょっぴりだけ流れている乗り鉄の血が騒いだ。
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Nikon D7000

親戚の家に着いてからは特にすることもないので、ぶらぶらと散歩に出かける。
さすがに東京よりはやや涼しく、トンボなどもすでにたくさん飛んでいる。
稲の匂いなのか、なんとなく空気が香ばしいような甘いような。
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Nikon D7000

近くの川に降りて足を突っ込むと、さすがに水が冷たい。近くでは鮎の友釣りをしている人たちも。
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Nikon D7000

夕方に先祖のお墓参りへ。
本来墓参りは午前中に行くものらしいが、夕方でもたくさんの人がお参りしているのはその地域のユルさなのか、浄土真宗のおおらかさなのか。
お寺で子ども向けにヨーヨーを配っていた。
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Nikon D7000

夜は親戚と宴会。
甲子園の仙台育英対浦和学院の対戦を見ながらだったが、埼玉在住の私の実家と東北勢の親戚とで微妙な空気が流れる。浦学残念。

なんだかんだで大量にビールを呑む。
この家の家長である伯父がカメラマニアのため、お互いいろいろ話をしたかったのだが、私が呑み潰れてしまった。

朝起きてまた散歩。
紫陽花とトンボが同時に存在するという、なかなか東京ではお目にかかれない光景が広がっていた。
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Nikon D7000

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入谷朝顔市 [散策]

毎年7月の6、7、8日に開かれる入谷朝顔市。
今朝ラジオで聴いて開かれていることを知った。
今年はうまく土日を挟む形になったので出かけてみる。

入谷鬼子母神を中心に言問通りを歩行者天国にし、南側に朝顔市、北側を屋台とキッチリと区切っている。さすがに土曜とあって人の量がすごい。
チキンステーキをつまみに缶ビールを飲み、朝顔を冷やかす。
屋台で缶ビールを買おうかと思ったが、なんと350mlで500円という高値。
おいおい……と思っていたら、歩道で350円で売っているところを発見し、やったね! と購入する。……が、そののちにコンビニを発見。焦らなきゃよかった。

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Nikon D7000

朝顔を売っている店は何軒も出ているが、どうやら皆同じ物を売っているらしい。
どの店も同じ品揃え、同じ値段なので、ボられたり変なものを掴まされたり、ということはなさそうだが、お値打ちの掘り出し物もないようだ。
いくつか種類はあるようだが、ひと鉢2000円のものが多いようだ。

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Nikon D7000

ところ狭しと朝顔が並べられている。
さすがに昼過ぎに行ったので、花は元気がない。
ただ聞いてみたところ、これからも育って花を咲かせるとのこと。花が少なめで小さいのは時期が早いからなのか。
確かに子どもの頃、夏休みに朝顔の観察日記とかつけさせられたっけ。
私も小ぶりのものをひと鉢購入する。この夏の楽しみがひとつできた。

余談だが、この朝顔市に続いて9日10日は浅草でほおずき市が開かれるのだとか。
これは四万六千日様の縁日なのだそうだ。
落語好きが「四万六千日様」と聞いて思い出すこといえば、もちろん『船徳』。あれは今くらいの時期の噺なのか……。
その日は先代文楽師や志ん朝師の『船徳』を聴くことにしよう。
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神谷町ぶらぶら [散策]

地元の日比谷線の駅構内に入る用事があったため、せっかくだからと電車に乗る。
今まで降りたことのない駅で降りてみようという理由だけで神谷町で降りてみる。

駅を出てあてもなくぷらぷらとしていると、石段とその上に鳥居を見つけた。
ビルの間に突如現れた、緑に包まれた石段に惹かれて登ってみると、小ぶりながらも落ち着いた雰囲気の西久保八幡神社があった。
お参りをして、20円というおみくじをひいてみる。末吉……微妙ー。とはいえ吉は吉なので持っておくことにする。脇をみると、結ばれたおみくじが鈴なりになっている。
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Nikon D7000

この数だけ人々の願いがあるんだなあと思うとなんだか趣き深い。
そのまま神社内を周ると、脇に小さい石段を見つけた。ここからも降りられるらしいので、行きとは異なるルートをとってみる。
なんだか薄暗く、人の気配もないところに出る。
古い家があるのだが、フェンスで囲まれており、人が住んでいる様子はない。
フェンスには立入禁止のボードが掲げられている。

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Nikon D7000

なんとなく背筋がぞわぞわとする。
こんな東京のど真ん中に廃墟のような一画があるのも不思議な感じ。

喬太郎師の『ハンバーグができるまで』を聴きながらさらにふらふらと歩いて東京タワーに着く。
敷地の囲みに色とりどりのバラが美しく咲いていた。

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Nikon D7000

やっぱり東京タワーは何か特別なものを感じる。
とはいえ実際に登ったことはないのだけれど。

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Nikon D7000

東京タワー近くの宝珠院では、モミジが鮮やかな緑の葉をなびかせていた。

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Nikon D7000

そこからザ・プリンスパークタワー東京のバラ園に迷い込む。
色とりどりのバラや花々が美しく咲き誇っていた。
ここはホテルの敷地内なのだが、無料で入れる。これだけの花をちゃんと管理して、それで無料とは太っ腹すぎる。カメラ持ってきてよかった。

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Nikon D7000

その後、増上寺前から浜松町の駅まで歩いて散策おしまい。
気候も爽やかでほどよく歩き、写真もいろいろ撮れたので満足。
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山手線散策 池袋-目白 [散策]

池袋は私にとって、もっとも所縁のある街。
学生時代4年間バイトをし、卒業後は池袋にある会社に就職。転職しても11年間西武池袋線沿線に住んでいたため、約16年間毎日のように池袋には行っていた。
……が、実は池袋の店やら何やらにはほとんど知らない。バイトしていたところと就職先がたまたま近かったため、その近辺やサンシャインの周りくらいしかわからないし、そもそも転職してからは単なる乗り換え駅ってだけだったし。
しかも3年前に今の家に引っ越してからは、ほとんど行かなくなってしまった。
池袋をぶらぶらするのも久しぶりな気がする。

ということで東口を出てほてほてと歩いていると、「雑司が谷七福神」と書かれた幟が出ているところを見つけた。
そこは「華の福禄壽」の仙行寺のようだ。
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Nikon D7000

横に雑司が谷七福神のフライヤーが置かれていたので一枚もらって見てみると、他の七福神の地図が載っていたため、近くの箇所をいくつかまわってみることにする。

次はすぐ近くにある布袋尊。
二体の布袋様の像が並んで安置されている。
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Nikon D7000

ただ、ここはお寺や神社ではなく、ビルの1階に置かれている。フライヤーにも住所が「中野ビル」と書かれているし。
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Nikon D7000

……七福神めぐりが企画された時にムリヤリ設置されたんだろうなあ、ってのがひしひしと伝わってくる。ちょっと気の毒……。

次に弁財天の観静院に。ここでは弁財天の像などは見つからなかったが、そのかわり猫がたくさんいた。この周りにも入れ替わり立ち代り猫がいたのだが、触らせてはくれなかった。残念。
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Nikon D7000

恵比壽様のある大鳥神社へ行く時に都電荒川線に行き当たる。
なんか前も同じような構図の写真をアップした気がするけれど、この場所はお気に入りのひとつ。
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Nikon D7000

で、恵比壽様。
……なんか妙に顔が濃い。それにバチが当たりそうだけど、鯛ちょっと適当すぎじゃね?
うーんなんか全体的に新しくてありがたみがないんだよなぁ……。
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Nikon D7000

ちょっと調べてみると、これは2年前の2011年から始まったらしい。
ここらへんは何度も来ているから気づかないはずないと思っていたが、私が池袋近辺を離れた後から始まったのか。どおりで知らないはずだ。
ここまで回ったところで暗くなってきたので目白駅へ向かい、今日の散策は終了。

浜離宮恩賜庭園ぶらぶら [散策]

特にすることもないのでカメラを持って外に出る。
「東京らしい」ところに行こうと思ったのだけれど、これといって思い浮かばない。
浅草や明治神宮は人がいっぱいだろうからパス。
適当に「東京 正月」などとググっていると、浜離宮恩賜庭園の情報が出てきた。
どうやら放鷹術の実演があるらしい。
それには間に合わないけれど、浜離宮には行ったことがなかったので行ってみることにする。

思った通り、人の姿はまばら。
のんびりと花などを撮影しながら庭園内をまわる。

椿が一輪だけ咲いていた。
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Nikon D7000

この寒い中、桜も。なんという桜かメモってなかった……。
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Nikon D7000
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RICOH CX4

空に浮かぶ松のシルエットがいかにも冬っぽい。
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Nikon D7000

夕暮れの東京タワー。
展望台には「2013」の文字が表示されている。スカイツリーができても、やっぱり東京の顔として残って欲しいところ。
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RICOH CX4

寒さに耐え切れなくなってきた頃、5時の閉園時間となったので帰路につく。
もっと花が咲いている時期か、紅葉の頃にまた来たい。

タイひとりぶらぶら その10 [散策]

もうタイではないけれど。

8時頃、成田に到着。
この時期に一人旅をしていたことで、若干税関に怪しまれつつ無事帰宅する。
寒ーーー。温度差が身にしみる。

保険会社に連絡し、保険がおりることを確認。目撃証明書なるものも不要とのこと。よかった。
修理見積書が必要とのことなので、早速銀座のAppleStoreへ行き、修理という名の交換。
17,800円也。思ったより安くできた。
タイへ行く1週間前くらいまで状態が戻ってしまったが、致し方なし。
iPhoneで撮っていたタイの写真も、フォトストリーム経由でパソコンに残っていた。

いろいろあったけど、とりあえずこれで今回の旅はこれでおしまい。
明日から会社だ。

1週間以上休むなんて今後できるかどうか。
次は彼女も一緒だといいのだけれど。
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タイひとりぶらぶら その9 [散策]

タイ9日め、最終日。

一週間以上のこのタイ一人旅もいよいよ最後の日。
とはいえ、フライトは23時50分と夜中なのでほぼ丸一日ある。
ホテルをチェックアウトして、荷物を預かってもらい、カメラだけを持って外へ出る。

特に行きたいところややりたいことも思い浮かばないので、カオサンへ。
またしばらく来れないだろうから、目に焼き付けておこうという目論見。
ぶらぶらと散歩してからカオサンの一本横のランブトリー通りのレストランに入り、ガイヤーン(タイ風焼鳥)とビール。
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Nikon D7000

通りを眺めながらゆっくりと時間をかけて食べ、今回の旅について思いを馳せる。
……今回はいろいろツイてなかったなあ。
毎日のように雨は降るし、バンコクでは全体的にボラれるし、iPhoneは水没させてしまうし。
iPhoneは自分の不注意だから仕方ないにしても、乾季だというのに連日の雨にはまいった。おかげでテンションが上がりきらないまま、不完全燃焼だった感は否めない。
その後タイ古式マッサージを2時間受け、夕暮れのカオサンに別れを告げる。次はいつかなあ。
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Nikon D7000

客待ちをしているトゥクトゥクと値段交渉し、商業エリアのサイアムスクウェアまで。
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Nikon D7000

デパートをいくつかめぐり、彼女へのお土産を購入後、BTSでホテルに戻り、預けていた荷物を受け取る。ホテルでは着替えのスペースまで貸してくれた。

再びBTSに乗り、ARLに乗り換えてスワンナプーム空港へ。
タイ仏教の守り神、ヤック像に別れのご挨拶。
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Nikon D7000

さよなら、タイ。
次は7年も空かないといいなあ。
タグ:タイ
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タイひとりぶらぶら その8 [散策]

タイ8日め。

今日はバンコクに戻る日。
朝早く起きて、エアポートバスに乗る。
ホテルのフロントが開く前のチェックアウトのため、どうすればいいのか前日に聞いておいたところ、鍵を部屋の中に入れてそのまま出て行けばいいとのこと。マジすか。
いや確かに冷蔵庫には水しかなかったし、ルームサービスもないから清算するものは何もないけど……。おおらかだなあ。いかにもタイっぽい。

クラビ空港に着いてチェックイン。
バンコクでは何も言われなかったのに、荷物が機内持ち込みできる重量を越えているとのこと。
えー? じゃあ預けるしかないか、とバックパックに入れていたカメラバッグを抜いたところ、制限より+1Kgくらいの重さになった。
すると、なんかわやわや言われて結局バックパックも機内に持ち込めることに。うーんなんだかよくわからん。+1Kgならいいか、てことになったのだろうか。これもタイらしいおおらかさ?
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バンコクのドンムアン空港に到着すると、以前あったバンコク市内へのエアポートバスは廃止されているようだ。
面倒なのでタクシーで今日のホテルまで。
最初はメーターで走っていたのに、いつの間にかメーターを戻されて、降りたところで値を言われて100バーツほどボラれる。300円程度だからいいけどさあ、そういう観光客騙すようなマネすんなよ。
今回はタチの悪いタクシーにばかり当たる。というより、日本と同じメータータクシーなのに、かなりの確率で価格交渉をしようとしてくる。こっちが相場がわからないと思ってふっかけてくるし。そういうのが面倒だからメータータクシー乗ろうとしてるのに。メーターで行けば遠回りするし。
今までこんなタクシーに不信を抱くことなかったのに、すっかり嫌気がさす。タチが悪いのに当たっているだけなのか、バンコクのタクシー事情が悪化しているのか。
今回トラブルや値段交渉もなく、スッと目的地まで行けたのは到着した日の最初に乗ったときだけだった。なんだかんだ言っても、やはり日本のタクシーはレベルが高い。

今日はカオサンではなく、交通の便の便利さを考えてBTSのナナ駅近くのホテルを予約。
チェックインは14時からとのことで、2時間ほど間がある。
じゃあそこら辺を散歩してくるので、荷物を預かってもらえますか? と聞くと、清掃が済んでいたからか、チェックインさせてくれた。おおらかー。

BTSの下を走るスクンビット通りは、タイの主要国道のひとつで、いつもたくさんの車や人でごった返している。
ブラブラと歩いて、以前よく泊まっていたホテルの近くや、美味しい屋台が並ぶエリアに行く。
適当な店に入ってクエッティアオを頼む。この店は煮た椎茸と煮玉子が入っていた。
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Nikon D7000

その後BTSの一日券を購入してチットロム駅まで。
タイで一番霊験あらたかという祠のエラワンにお参りする。
本尊の周りには花や線香が大量に積まれ、奉納の舞が舞われている。
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Nikon D7000

面白いのは、そんなたくさんのタイ人がお参りに来るこのエラワンは、タイ仏教ではなくてヒンドゥー教ということ。こういうわりと宗教におおらかなところは日本と似ている。
そしてこれがタイでも一二を争う商業エリアで、そんなところに突如として祠があるのも日本と共通している。

さてホテルに戻り、メールチェックでもするかとネットカフェを探すが……ない。
以前はそこかしこにあったが、なかなか見つからない。
おそらくiPhoneやiPadの世界的な普及によって、旅行者たちがネットカフェを使わなくなってしまったんだろう。今回、私が見た旅行者の大半がiPhoneやiPad、スマホを持っていた。
また、タイでの普及も大変なもので、BTSの車内では若者たちが皆iPhoneをいじり、特に若い女性はLINEでトークのやりとりをしている。日本の電車内の光景とまったく変わらない。
また、タイはWi-Fiの普及が進んでおり、レストランやカフェなどでは食事するとWi-Fiのパスを教えてくれる。これによって彼女とLINEをしたりブログを更新していたので、ネットカフェがこんなに減っていることに気がつかなかった。
ようやく探し当てたものの、ここでも日本語の入力環境がない。
またもやローマ字で彼女にメールをする。
一応ブログも更新しておくか、と思って更新したのがこれ
消してもいいんだけど、まぁ当時の生の気持ちが表れているので、残しとくかなー。

せっかくBTSの一日券を買ったので、夜はバンコク一番の繁華街、パッポンへ行くことにする。
3日めの夜も行ってみたけど、雨とまだ時間が早かったせいか全然盛り上がっていなかった。
今日はいい時間だし、なんだったらゴーゴーバーでも行っちゃうか! と思っていたのだが……なんだかやっぱり盛り上がりに欠けている。
あれー? こんなんだったっけ?
前はもっとゴーゴーバーの大音量の音楽とか、呼び込みとか活気に溢れてたような気がするんだけど、どうにもなんだかケバケバしさが薄れたというか、怪しさが減ったというか。
ちらっとゴーゴーバーを覗いてみたところ、踊っている女性も少ないような気がする。
なんか白けてしまい、食事をしてホテルに戻る。

で、実はナナもパッポンと同じ繁華街で、まぁなんというか男性向けのお店が立ち並んでいるところ。
通りには「マッサージ、マッサージ」と呼び込むお姉さんや、「ソープランド?」と聞いてくる呼び込みのおっちゃんなどがワンサカいる。
お店のお姉さんとお話して、気が合えばムニャムニャというビアバーなども大量にある。
正直、ホテルを予約した時にはまぁそういうのも……とちょっと思っていたのだが、iPhoneを壊してからどうにも毒気が抜けたというかテンションが下がったというか、そういう気分にならない。
ぐるっとひと回りしてホテルに戻る。
ホテルの前にもそういう人がいっぱいいるのだが、そういう気分ではないときには単に煩わしい。勝手なもんだ。
タグ:タイ
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タイひとりぶらぶら その7 [散策]

タイ7日め、クラビ4日め。

雲はややあるものの、タイに来て一番の快晴。
昨日体調がすぐれず延期してもらった島巡りツアーに参加する。

ホテルでピックアップしてもらい、出発地点に着くと約60人くらい参加者が集まっており、大所帯のツアーのようだ。
そんなところにひとりでツアーに参加するという剛の者は私しかいないらしい。……寂しくなんかないよホントですよ。だってホラ俺は写真撮るっていう大目的があるんだし!
……日本人がいたらちょっと混ぜてもらおうかなぁなんてことも正直ちらっと頭をよぎったけれども、日本人参加者は私のみ。というかクラビにいる間、日本人をまったく見かけなかった。

出発する頃には太陽もさんさんと輝き、空や海は真っ青に。
そうだよ、俺がタイに求めていたのはこれだよ! うおおおお、テンション上がってきたーーー!
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島にはロングテールボートという大きめの乗り合いボートで向かう。
船は砂浜に泊められており、海の中からハシゴを登って乗り込む。
すでにホテルから海パンにTシャツといういでたちなので、ザブザブと海に入る。結構深く、腰まで水がきている。水が温かい。
カメラは万にひとつも濡らせないので、一眼レフが入ったカメラバッグを肩で持つようにして抱え、コンパクトカメラやその他の荷物を入れたヒップバッグを首に掛ける。
無事船に乗り込み、適当にシートに腰掛けてホッと一息ついたところでふと海パンのポケットに入っているものに気がつく。

あああああああ俺のiPhoneーーーーーー!!!!!!!

慌てて取り出すものの電源は切れており、当然のことながら電源ボタンを押してもウンともスンともいわない。
やっちまったーーー。命とパスポートと現金の次に大切なiPhoneを……。

ガラケーの頃から落としたり壊したり、ましてや水没なんかさせたことなんてないのに、なんでこんなよりによって海外にいるときにやらかしちまうかなあ……。
※以降のタイの記事は、これを除き帰国後に日付を遡って書いたものです。

あーどうしよう、明日泊まるホテルの予約票もiPhoneの中なのに……。あ、でもGmailだからネットカフェでプリントすればいいか、助かった。! そういや彼女の電話番号やメルアドも覚えてないや、今後どうやって連絡とろう。あータイにきてからiPhoneで撮った写真全部パーかなー、いや「フォトストリーム」があるからいけるかも(結果的に助かった)、うわしかしiPhoneていくらだったっけ64GBモデルだから6万くらいしたよなこれ買い直しかオイまだ1年支払い残ってんのにゲフゥ……などなどいろいろなことが頭の中をぐるぐると回り出す。

ツアーコンダクターがなにか面白いことを言って周りを笑わせているが、こっちゃそれどころじゃないっつーの。
ふと横を見ると、水に濡れてLCDの表示がおかしくなったカメラを手に持った新婚ぽい白人男性が盛大に凹んでいた。ヘイブラザー、アンタもやっちまったのかい、お互い辛いよなぁ……と心の中だけで彼とハグをする。

もうやっちまったものは仕方ない、切り替えて楽しまなければ! と思うものの、心の中で二言目には「俺のiPhone……」とつぶやいてしまう。

さてボートは出発し、最初の目的地のプラナンビーチ(多分。テンパり過ぎて聞いてなかった)へ到着。
白い砂浜が広がり、まさに南のリゾートらしい風景が広がる。
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砂浜にはここにも猿がいた。
赤ちゃんの哺乳瓶を盗まれていた夫婦も。
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関係ないけど、妊婦だろうがまだ首の座ってないような乳幼児がいようが海外にリゾートにきて、こういうツアーにまで参加する欧米人てすげぇな。妊婦のバックパッカーも見たけどタフ過ぎる。

ここにはプリンセスケイブという洞窟があるらしいのだが、時間の都合かそこには行かず。ここでは20〜30分ほどしか滞在しなかった。
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次の島のポダ島で昼食。
タイ米に野菜炒めと鶏肉の炒め物をかけたものをセルフで。美味い。
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クラビといえばこの奇岩ではないだろうか。タイ航空のCMにも使われていたらしい。
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Nikon D7000

シャッターをきるだけで「旅行誌で見たことある」というような写真がばんばか撮れる。カメラ持ってきてよかったー。
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Nikon D7000

ビーチにはバーも出ていた。昼間っからビールをかっくらう。
あーーーこれをやりにきたんだよなあーーーiPhoneさえ水没しなきゃ最高だったのになーといつまでも吹っ切れない。
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次の島はチキン島。
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島の名前の理由は見たまんま。
どうしてこんな形になったんだろう。
ここでは島には上陸せず、周りの海でシュノーケリング。ひとりでシュノーケリングしてもなあ……。それに海水にまみれた手でカメラに触りたくないので、これはパス。
船の上からもわかるくらい魚が寄ってきていた。
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最後はタップ島。
ここは潮が引いているときは、隣の島まで歩いて渡ることができる。
到着時はスネのあたりまで水があったが、少し経つと道が現れてきた。
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他の島もそうだけど、一体どうしてこんな島ができたんだろう。陳腐だけれど、自然の凄さを思わずにはいられない。

すべての行程を終え、アオナンビーチへと戻る。
そのときふと思い出した。そうだ、成田で旅行保険に入ってた! それには携行品破損も含まれてたはず。なんせ今回カメラ持ってきたから入ったんだし。ナイス俺! ホテル戻ったら確認しなきゃ。少しダメージが回復する。

アオナンビーチに戻って解散になると、ポツポツと天気雨が。なんだまた雨かよ、でもツアー終わったからまあいいや。
ホテルに戻って保険の要綱を確認すると、どうにも海に携帯を落とした時に保険がおりるかハッキリしない。
それに、必要な提出書類として「目撃証明書」とある。なんだこれ、一人旅なのにこんなのどうすりゃいいんだよ……。
うーんあのツアコンに頼めばいいのか? でも俺そこまで頼めるほど英語もタイ語も話せないしなあ。
埒があかないので、サポートデスクにフリーコールをかけてみることにする。うーむ不安だ。
ホテルに聞いてみると、フリーコールだろうが国際電話なので高額の通話料がかかる、公衆電話でやってみろ、とのこと。
小雨が降っているが仕方ない、モヤモヤしてるよりはマシかと外の公衆電話でかけてみる。
何度かダイヤルするもののやはり繋がらない。うーん、やり方が悪いのか? あまりタイで公衆電話を使ったことがないのでよくわからない。
悪戦苦闘していると、突然小雨が盆をひっくり返したかのようなスコールに。
ぶおおおおおまたかよ! もう着替えもないってのにビショビショになってしまった。
ほうほうの体でホテルに戻ると、警察には行った? と聞かれる。なんで? と尋ねたところ、保険会社に提出する書類がもらえるとのこと。あ、それが「目撃証明書」になるのかな?
ありがとう、早速行ってくる! と雨の中また飛び出した。スコールに打たれながら警察署まで走る。
警察に飛び込み、事情を説明して「書類ちょうだい」と言っても警官は笑いながら「海に落としたんじゃ警察は関係ないよ、泥棒に盗まれたんならやるけどね」とおっしゃる。
そりゃそうですよねーーー。考えてみりゃ当たり前だ、やっぱりテンパっててまともに判断できてないな。
とぼとぼとホテルへ戻る。
もうびしょびしょだけどもう面倒だからネットカフェにも行くことにする。
翌日のホテルの予約票をプリントし、会社や彼女へiPhoneが壊れた旨のメールを送る。日本語の入力環境が入っていないPCしかないため、ローマ字で。
ほどなく会社からローマ字で返信が届く。入力できないだけで、表示はできるんだけどな。そんなこと知らない人じゃないのに……と思っていたら、からかっていたそうだ。くそう……。

彼女ともなんとか連絡がとれたので、食事に行くことにする。
結局保険おりるかどうかはわからないまま。

今日はプラーヌンマナオ(魚のレモン蒸し)とコームーヤーン(豚の喉肉)、それに辛いことを少しでも和らげるために、大好物のゲーンペットガイ(鶏のレッドカレー)。
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iPhoneないと手持ち無沙汰だな……。
とにかく飲んて食べるしかない。まあガラケー時代はこうだったわけで、その時はどうしてたんだっけなあ。一度慣れてしまうと、以前のことを思い出すのが難しい。

ちょっと頼み過ぎた。腹ぱんぱん。
タグ:タイ
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