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第9回そば打ち体験・兼好落語 [落語]

第9回そば打ち体験・兼好落語
於:本所地域プラザ・BIGSHIP

三遊亭げんき『手紙無筆』
三遊亭けろよん『真田小僧』
三遊亭兼好『しの字嫌い』

さっむ。こないだの火曜に「暑い」っていってたのに何この気温差。えっぐ。
バイクなら15分で来れるのに、雨なので電車で。北千住から蔵前ってアクセス悪いんだよな……。
つくばエクスプレスで浅草まで出て、途中のサイゼリヤでメシを食いつつビールやワインなどを。隣の席の多分父娘なんだろうが、最低限の会話は交わすものの娘はずっとスマホの動画を食い入るように前のめりで見ており、親父は親父でやっぱりスマホをずっと見ている。……え、今はこれが普通なの? さすがに姪っ子たちはここまでではないが……。ちょっと怖いなあ。

そば打ちはパスして落語会のみの参加。

げんきさん、久しぶりに『牛ほめ』以外のネタを聴いたような気がする。ネタは順調に増えているようで何より。

けろよんさん、だいぶテレもなく「10銭ここまでー!」ができるようになったようで。先日聴いた兼好師の形にだいぶ近い。

兼好師、「この会ももう9回めですが、大好きな会で。というのも落語の前にそば打ちがあるので、みなさんそんなに落語に重きを置いていないんでぜんぜん責任感なくできる。しかも落語会の後に蕎麦を茹でて食べるから、みんな落語のことなんて忘れてる。それにもしそば打ちに失敗して蕎麦が不味くてもそれは私のせいじゃない。だからすっごい気が楽なの」。いやいや俺落語会だけなんですけど。
「それにそもそも落語のお客さんて優しいですから、クレーマーとか〇〇ハラなんてのがほとんどいない。たとえばどんなに温厚な人でも、10個入りのパンで1つでも傷んでいたらクレームとまではいかなくても文句くらいは言うでしょ。でも落語は10人出てきてひとりつまんなくても誰も文句言わない。8人までは大丈夫。他がどんなにつまらなくても、まあ仲入りとトリが面白ければ怒らないですもん」。まあ俺は目当ての人さえ聴ければそれでいいので。
「たまにネットとかに書き込んだり、投書とかする人がいますけど、『野暮だなあ』と思うくらいで」。……おおっと。
「昔は出歩く範囲が狭く、その範囲内で生活せざるを得ないのであまり『客がエライ』というような価値観はなかった。お互いが客になりうるわけですし、他に買うところもないからそこで買うしかない。なので客よりも主従の方が面倒な人がいたようで……」と『しの字嫌い』に。約5年ぶりくらい。
お店の旦那が清蔵をいろいろと呼びつけるのだが、清蔵が嫌いなのではなく清蔵しかあいてにしてくれるひとがいないというのが悲哀を呼ぶ。
清蔵を凹ませようとなぞなぞを出すのだが、ことごとくあっさりと答えられ、「孫に教えてもらったのに……」「孫に教えたのがオラだ」というやりとりが何ともおかしい。

仲入りかと思いきやスタッフが高座へ出て「私たちの手違いでこの会場を17時までしかとっていませんでした」。この時点で16時55分。
「なので1000円返金させていただきます」。いやそもそも1500円なので、元は取れてるしいいんだけど、まあそういうわけにもいかないんだろうなあ。
奇しくも兼好師のマクラが効いているので怒ることもままならない。まあ怒りませんけど。しかしこのマクラ、偶然なのか……?
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