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上野鈴本演芸場 令和四年十二月中席 夜の部 12月18日 年の瀬に聴く芝浜と掛け取り [落語]

上野鈴本演芸場 令和四年十二月中席 夜の部 12月18日 年の瀬に聴く芝浜と掛け取り
於:鈴本演芸場

柳亭市童『雑俳』
翁家社中 太神楽
柳家さん花『安兵衛狐』
古今亭文菊『権助提灯』
古今亭駒治『山手線慕情』
のだゆき 音楽
宝井琴調『赤穂浪士と忠臣蔵 赤垣源蔵徳利の別れ』
風藤松原 漫才
蝶花楼桃花『桃太郎』
林家正楽 紙切り 相合傘 羽子板市 WC杯決勝 芝浜
三遊亭天どん『芝浜』

昼に来年の年賀状用に猫の写真を撮る。自分の子どもたちの写真を年賀状に使う神経はわからないが、猫ならよかんべ。猫が嫌いな人がいるかもしれんがそんなことは知ったこっちゃない。え、猫様を嫌いとかそんな人いるの? 大変かわいい写真が大量に撮れてデザインをどうしようか悩むな。

文菊師、正妻がお妾さんのことをかわいがっているように見せても実際には面白くないということが表情から伝わってくる。

駒治師、「山手線に急行ができたらどこに停めるか」と各駅を擬人化していう会議をする。
新宿や渋谷、上野品川など大きなターミナル駅はすでに決まっており、残りのあと1枠を争う。各駅のあるあるが並び、山手線ユーザーに刺さるネタ。
最終的に五反田、日暮里、大崎が候補に残り、客席の拍手の大きさで決めるという。俺は日暮里大崎どちらも使ってるから迷うな。しかし常磐線は日暮里じゃなくても上野から乗れるから職場がある大崎だな! と真剣に考えてしまう。

桃花師はかなり現代の子ども版の『桃太郎』。

正楽師、芝浜は芝の浜で煙草を喫みながら夜明けを待っているシーン。

天どん師、高座返しのときになかなかめくりが出てこない。というのも昼席にも出ているので、昼席のめくりに含まれていたようだ。というか昼夜出るってすごくない?
天どん師の『芝浜』は何度か聴いているが、三木助型で変にくすぐりや入れごとを入れない実に本格的な噺。
意外と、といったら失礼だが、その本格的な型がいいんだ。
仕事に出る前に「包丁は」「お前さんがちゃんと研いであるよ」「仕入れの金は」「大家さんから無理言って借りてきた」というやり取りで、改心前は「俺はなにをやってるんだ」「余計なことをする大家だ」と文句を言っていたのが、改心後は「俺もやるなあ!」「なんていい大家さんなんだ」と態度が180度変わるのがおかしい。

今日はM-1もあるしワールドカップ決勝もあるし寄席もあるしで寝る暇ねーな……。
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