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両国寄席令和4年12月15日 [落語]

両国寄席令和4年12月15日
於:お江戸両国亭

三遊亭楽生『おすわどん』
こ〜すけ ジャグリング
三遊亭兼好『寝床』

今年の両国寄席も今日で最後。大千穐楽といったところか。
そろそろ本格的に忙しくなり、来年3月くらいまではべっとり仕事になりそう。さすがに平日に落語に行くのは難しくなってくるか。
まあ今年の落語ジャンキーのリハビリと考えれば……。さすがにこのペースを続けてたら財布がもたない。
ということで今のうちに行けるなら……って全然自制できてない。大丈夫か俺。

今年の両国寄席の大トリ(落語にはそんな言葉ないそうだけど)は兼好師。
「今年は圓楽師匠も亡くなって、来年からはまた新たにやっていきますのでよろしくお願いします。4軒の定席以外にも『どうも柱がないと落ち着かない、両国寄席に行こう』と思っていただけるほどいらしていただければ……」。
「とはいえお金が掛かりますからね、そういう方は今は前座も少ないんで『入門』という手もあります」。さすがにそれは。いくら圓楽一門は年齢制限はないといえども。
「落語を趣味にするってのはいいんじゃないですか。お金もかかりませんし」とは言うが、自分でやろうと思ったことはないなあ。
趣味での芸事の話から『寝床』に。
重蔵が旦那から「みんな喜んだろ」と言われたときの一瞬の真顔になるその間がまさに絶妙。これ以上長ければわざとらしいし、これ以上短ければ物足りなくて笑いになりにくい。そのホント一瞬の間でドッと笑いが起きるのはまさにお見事。
あとは毎回書いているけれども、損ねた機嫌を直していくその表情の移り変わりが素晴らしい。いやはやもはや名人芸じゃない!?
そのほかにも「普段は『良寛さん』と言われてるのに義太夫が絡むと『信長さん』になる」とか「義太夫が始まると味噌汁のしじみの貝が閉じる」とか全編に渡って楽しいくすぐりが仕込まれている。

……明日は社長と食事会かあ……。忘年会に参加しなかったから食事に連れてってやるってことらしいけど……ありがたいけど……アナタと同席したくないから忘年会行かなかったんだよね……。こんなことなら忘年会出ときゃよかったわ。
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