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第十七回 大師匠噺 [落語]

第十七回 大師匠噺
於:両国 お江戸両国亭

三遊亭ごはんつぶ『新作(オペハラ)』
三遊亭天どん『真景累ケ淵 深見新五郎』
蜃気楼龍玉『真景累ケ淵 豊志賀の死』

中野から両国へ。
以前の職場近くを通過するのだが、近くにあった定食屋で昼食を摂る。何度か書いてる気がするが、ここのメンチカツが最高。今日はチーズ入りチキンカツとの盛り合わせをいただく。12~3年くらい前によくきており、夫婦で営んでいる症駆動だが、その頃からマスターは結構なおじいちゃんだった。……あんまり変わんないな。いつまで食べられるんだろうか。

ごはんつぶさん、長い間同じ美容院で髪を切ってもらっているときに他の美容院で切ったら浮気のようにとられるということと同じノリで、出張先で盲腸の手術をした男がかかりつけ医に嫉妬されるという噺。

天どん師、「今日は『真景累ケ淵』のリレーってことでね。僕のパートは怪談っぽくもないし特に面白くはないですよ。半分漫談みたいなものでね」。漫談?
悪人の深見新五郎が女中のお園に恋慕し、病気になったお園を看病にかこつけて口説くという筋書きだが、天どん師なのでその口説くさまがキモチワルイ。もちろんそれが面白い。
まさに「因果は巡る」というようなストーリー。

龍玉師、客席を暗くし、高座もスポットライトのように当てる。いよいよ怪談噺っぽくなってくる。
『豊志賀の死』は高座では2回めかな。龍玉師ではもちろん初めて。
いやもうさすがというか。
新吉がつけあがっていったり豊志賀を気遣ったり、ワルにもなりきれない人間臭い感じがいい。
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