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第七十九回 よこはま落語会〜未来の大看板を応援する会〜 三遊亭兼好独演会 第十一幕 [落語]

第七十九回 よこはま落語会〜未来の大看板を応援する会〜 三遊亭兼好独演会 第十一幕
於:吉野町 吉野町市民プラザホール

三遊亭兼好『粗忽長屋』
三遊亭しゅりけん『浮世根問』
三遊亭兼好『お菊の皿』
三遊亭兼好『蒟蒻問答』

中田が巨人入りて。
まあ原と阿部、坂本なら中田をビシッと〆られるのかもしれないが。
まあ昔やらかした二岡を引き取ってもらったこともあるし、時空を超えたトレードだともっぱらの噂ではあるが。

兼好師の一席め、この会場は何度もきているので慣れているはずなのだが、なぜか所要時間が読めないのだとか。
今日は余裕を持ちすぎて時間が余りそうだったため、品川から鈍行に乗ったそうだ。「そしたらアイツほんとに遅いの。あの京急ですよ。すごいスピードで走って。ドア閉まる前に走り出そうかという京急のクセに全然進まない。しかも一度駅に止まったらなかなか動き出さない」。待ち合わせとかすごく多いよね。
「仕方ないのでスマホで自分の今いる駅と会場最寄駅を入力して検索したんですけど……今いる駅で検索してもダメなんですね。次に止まる駅とかで設定しないと。それで私何を思ったのか次の駅で降りちゃって。そしたら急行止まんないの」。似たようなことをしたことがあるので笑えない。普段あまり使わないユーザーからすると京急は複雑すぎるんだよなあ。
「で時間ギリギリに着いたんです。だから今ここで休憩してるの」だそうた。
「いやーなんであんなことをしてしまったのか。噺の方には文字通り『自分のこともわからない』人が出てきまして……」と『粗忽長屋』に。
兄貴分のメチャクチャな言い分の中にも理屈が通ってるところがあって、なんとなく納得させられそうになるのが面白い。

しゅりけんさん、「真打の後に前座が出てくるって、皆さんの心中をお察ししますが私の心中も察してほしい」というのは面白い。だよねえ。

兼好師の二席め、本を読むのは好きなのだがその内容はほとんど覚えていないという。なので同じ本を何度でも新鮮に読めるのだそうだ。超わかる……。私も年間100冊以上本を読むが、ほとんど覚えてないんだよな……。図書館でシリーズ物を借りると前の巻の話を覚えてないから「これ誰だっけ」とかになってしまう。
推理小説などは海外のものが好きだが、怪談などは海外のは暴力的で息苦しいので日本のジワジワとした怖さのものがいいという。「八雲とか読んでる時は『ふーん』くらいなんですけど、翌日風呂に入ってる時なんかに怖くなってくる」だそうで。
そんな話からいつの間にか番町皿屋敷を地噺のように語り始め、「……というのが『番町皿屋敷』だ」とご隠居が話していたかのように繋げるのが上手い。
お菊さんの人気が出てくると前座や色物などを入れた寄席形式で興行するのがおかしい。「一つ目小僧なのに階級は二ツ目」とかバカバカしくて楽しい。

三席め、国立演芸場中席に出演した話をマクラに。先日私も聴きに行ったが、談春師は10日間出たそうだ。「普段東京で談春師匠が寄席に出ることなんてほとんどないのに……コロナって怖いのね」と黒いことをいう。
楽屋では談春師と円楽師がいて、ふたりに挟まれながら会話をしていたので「えっそうなんですか!」などと先輩を立てながらの受け答えをしていたようで、なかなか大変そうだ。
円楽師も具合は良くなさそうだったが高座に上がるとちゃんとしていて、見習うことが多いという。円楽師はいろいろな資格を持っているそうだが、変わったところで僧侶の資格もあるそうで、「できるなら自分の葬式を仕切りたい」とか。弟子を見回して「できると思うか?」。
「昔はいい加減な坊主が多かった」と『蒟蒻問答』に。いろはの念仏が本当に念仏に聞こえる節回しはお見事。
そしてやっぱり寺男の権助のキャラクターがいかにも兼好師らしく楽しい。

……おいおい中田出場してるってなんなの。いや巨人ファンだけどコレはダメでしょ。うわーヤフコメ民の巨人アンチの言い草が見なくても予想できる。「巨人は暴力行為をしても試合に出られる反社球団だ」って絶対ニヤニヤしながら書き込まれてるわ。ちょっと最近原の考えてること全然わからないわ。
いやもしかしたら数試合出して結果が出なかったら二軍に塩漬けにしてオフに引退に追い込むのかもしれないけど。
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