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だんだん30 [落語]

だんだん30
於:日暮里 にっぽり館

林家たけ平 三遊亭萬橘 ミニおしゃべり
三遊亭萬橘『洒落番頭』
林家たけ平『宮戸川』

朝、池袋の福袋に小辰さんが出るということで向かうも札止め。マジか。
小辰さん夜のノラやも満席だし、この4連休で3つ行こうと思っていたもの全部空振り。まあそのうちのひとつはコロッと忘れていた自分が悪いんだけど。うーん。

この「だんだん30」は落語初心者に向けて30分でさくっと二席という新しい試みで、今日から始まったようだ。
もともと11時からと13時からの2公演で、本来13時からの会に行こうと思っていたのだけれども急遽11時からの会に行く。日暮里の夕焼けだんだんにも観光客がたくさん出ていた。いいのか悪いのか。

高座の前に透明なビニールシートを貼り、客席も半分くらいに椅子に×印を貼っている。

30分で二席ってだいぶコンパクトでトークとかできる時間じゃないなと思っていたのだが、いつものようにふたりのトークから。
一応「落語初心者のための」と銘打った企画なので、まずは「落語が初めてで通りすがりで入ってみようと思って入った人」がいるかアンケートを取る。若いカップルふたりがそうだったらしい。まずは「落語とは何か」ということで小咄とその解説など。時間がないと言いつつ、いつものように脱線を繰り返しながらトークを繰り広げる。

萬橘師の『洒落番頭(庭蟹)』は初めて聴く。短い時間の高座で収まるよう、寄席向きの噺が多く掛かるかもしれない。そうすると逆に独演会や二人会ばかり行っている私には珍しいネタが聴けるかも。
洒落が旦那に通じず、落ち込んで小僧に八つ当たりをする場面がおかしい。

たけ平師、……なんというかこの噺のお花のような若くてかわいい女の人、似合わねえなあ。あくまでも私の偏見だが、たけ平師のキャラというか話し方からすると、「ガサツな江戸っ子」はピッタリくるんだけど、女子はなんだかオネエが喋ってるような。その違和感が面白くもあるけれど。

それにしても萬橘師もたけ平師も面白いのは確かだが、特に萬橘師はクセが強いし古典を大胆にアレンジした噺が面白かったりするし、それを「これが落語なんだー」と思われそう。まあ大きなお世話なんだけど。とはいえ最初の落語体験ではとにかく楽しんでもらうことが重要だと思うので、萬橘師はうってつけだと思う。それにつけても落語体験の早いうちに兼好遊馬に出会えた身の幸運よ。
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