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一蔵ひとりの会 横浜場所 [落語]

一蔵ひとりの会 第2回横浜場所
於:桜木町 横浜にぎわい座のげシャーレ

林家やまびこ『堀の内』
春風亭一蔵『宮戸川』
春風亭一蔵『火焔太鼓』
春風亭一蔵『阿武松』

彼女が打ち合わせで米子まで行くので空港まで送ってほしいという。11時に羽田でこの会は13時半開演。
一度帰るにはちょっと時間が足りないし、そのまま車でにぎわい座まで行くにはちょっと早いし。羽田から横浜までは30分ほど。2時間ほど余ってしまう。が、間に合わないよりはマシなので駐車場代を家のお金で出してもらうことにして車で送る。……なんかいいように使われている感は否めないが。
ランチも家のお金で食っていいということになったので、にぎわい座の近くにあるステーキ屋のランチを食う。明日も迎えに行くことを考えれば安いくらいだ。しかしステーキ屋ってなんでどこもカレーとサラダが食い放題なのか。腹一杯食う。

前座のやまびこさんが出てくると常連客の戸越銀座おじさんから「よっ、洗剤アタック!」と声が掛かる。前にもどこかで聴いたことがあるが、歌橘師に「宣材(宣伝材料)送って」といわれてアタックを送ったそうな。それがもとで花王の仕事が入ったらしい。
声がけされるのは予想外だったらしく、ちょっとあわあわとする。そんな様子も面白い。

一蔵さんの一席め、昨年も言っていたが、のげシャーレにはにぎわい座が主催の会と自主開催の会とがあり、その扱いの差がひどいという。にぎわい座主催の場合は会場の設営などもにぎわい座がやってくれるが、自主開催の場合は設営から撤収まですべて自分でやらなければならないとか。「え、でも明日ぴっかり☆の会があるんですよね? ぴっかり☆も自分で設営するんでしょ? なのに今日撤収するんですか?」みたいなやり取りを何度も重ね、ようやく撤収は避けられたそうで。その融通の効かなさに腹を立てた一蔵さん、「もう将来にぎわい座から『一蔵さん出てください』といわれてもね! 断ってやりますよ!」とビシッと啖呵を切った次の瞬間、上でモニターで聴いているであろうスタッフに向かって「ウソですー! 何でも出ますー!」と訴える。さすがです。
一蔵さんの『宮戸川』は初めて。叔父さんとのやり取りの場面や叔父さんと叔母さんのやり取りの場面は面白いが、最後の場面は一蔵さんがいつものテンションで語るのであまり色っぽくはない。が、なんかやたら生々しい。

二席め、んー前に聴いたときにも思ったのだが、最初からテンション高めで演じているため、最後の夫婦で金を見せる場面ではテンションのインフレがすごいことになっていてちょっとやりすぎかなあと思う。一蔵さんも疲れるだろうけど、聴いているこっちも結構疲れる。もうちょいメリハリがあるといいなあ。

三席め、独演会のシメにふさわしいネタ。
錣山に入門するときに「米の援助はお断りします」といいながらも結局は受け入れてしまっているのがおかしい。

終演後にチケット売り場で来年1月の圓楽一門会のチケットを買いに行く。1月には兼好師の独演会もあるのだがチケットを買ったかどうかが定かではない。メールを見ると予約していたので受け取りに行く……が、どうもスタッフと話が通じない。よく見てみると、その予約メールは去年のものだった。わー赤っ恥。改めて独演会のチケットを購入する。残りわずかだったので危なかった。
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