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第十二回ユタカプラン落語会 入船亭扇辰独演会 [落語]

第十二回ユタカプラン落語会 入船亭扇辰独演会
於:成増アクトホール5階

入船亭辰ぢろ『狸札』
入船亭扇辰『雪とん』
入船亭扇辰『ねずみ』

久しぶりのユタカプラン落語会。
昨日からの雨でバイクは使えないため、成増まで電車で行く。池袋は10年以上毎日通っていたが、東上線に乗ったことは多分10回ないくらい。なぜかほとんど縁がない。
時間もちょうどいいので、久しぶりに北千住のワンコインランチで刺身定食を頼み、生ビールとハイボールでほろ酔い。楽しい。

辰ぢろさん、扇辰師のお弟子さんは4人のはずだが、自己紹介で「三番弟子」と名乗っていた。小辰さん、辰之助さんの次ははい辰さんだと思っていたが。うーんはい辰さんは一門会には出るようだが。謎。
噺は前に聴いた時よりさらに落ち着いた感じ。いかにも柳家の前座らしいという空気がある。

扇辰師の一席め、昨日今日の寒さから雪の話題になって『雪とん』へ。
いつものことではあるが、船宿の女将や女中のお清など、登場人物たちの表情が細かい。ほんのわずかな目線や顔の動きで心の中までが伝わってくるのがすごい。これはやっぱり若手じゃまだまだ難しいだろうなあ。

二席めは袴姿になりマクラなしで直接噺に入る。
小柄で線の細い扇辰師は私の中の甚五郎像に近い。これもまたわずかの表情の違いだけで甚五郎の心の動きがわかる。
一方でねずみの初観客となる近所の農民たちは外連味たっぷりでクサいくらい。この落差が楽しい。

どうでもいいけど、この会はなぜか司会が入る。二番太鼓が鳴り終わって『前座の上がり』がかかる前に「それでは辰ぢろさんです」とか、辰ぢろさんが下りると「では扇辰師匠お願いします」とか。……いらないんじゃないかなあ。

帰りは池袋に寄って24時間営業の居酒屋で5時前から飲む。
満席でダメな大人たちが佃煮にするほどいる。たーのしーい。
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