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実力派二ツ目独演会 らくご長屋 第9回 宮治ひとり舞台 [落語]

実力派二ツ目独演会 らくご長屋 第9回 宮治ひとり舞台
於:中野 なかの芸能小劇場

桂宮治『お血脈』『親子酒』

昨日は彼女のお父さん、お姉さんと墓参り+食事会。14時くらいに解散となり、彼女も寮に戻るというので仕方なくひとりで追加飲み。
食事会でも少し飲んでいたのだが、上野の串カツ屋でビール。
家に帰ってもすることがないので野球を見ながらダラダラと飲み続け、結局夜中まで猫を撫でつつずーっとチビチビと飲み続ける。なんだこれアル中の生活じゃね?

今日は謝楽祭なのだが、……んー正直毎年同じ人ばかりにサインもらってもなあ……という思いはある。
サインを貰うのは少なくとも高座を聴いたことがあり、遠目で見ても私がその人を認識できる人、と思っている。高座を聴いたこともないのにサインを求めるのは失礼だし、そのありがたみもわからない。
そう考えると、特に今年は全然聴く人を広げられていない。そして私がよく聴く人のサインは大概もらったことがあるので、サイン集めにもあまり熱が上がらない。
ということで14時からの三K辰文舎のライブに間に合えばいーかーと午前中は中野に行く。

やはり開口一番に「今日は謝楽祭も開催されているなか、こちらにきていただくというセンスのない方たち」と自虐なんだか毒づきなんだか。
さらに今日の仕事はこれだけだそうで、「久しぶりですよ、土日でこんなに早い時間に仕事終わるの。終わるのは11時半くらいだから、寄席だったらまだ一番太鼓が鳴ってる時間ですからね。今日は地元でお祭りがあるんで、子どもたちと『一緒に行こう!』っていってるんですよ。……そしたら台風だって。へへへっ。……あーあ」とかなりやる気を失っている様子。
主催のオフィス10のスタッフである娘さんをイジりつつ割とすぐに「女性というのはありがたいものですが、その女性を悪く言った人がいる。それはお釈迦様で……」とお決まりのマクラに入る。
あれ今日は噺に入るの早いな、と思ったものの、ことあるごとに脱線してなかなか話が前に進まない。ときには脱線からさらに脱線して宮治さん自身が「……どこまで話しましたっけ? ああそうそう、ここまでですね」っていったところがまだ脱線している話題の途中だったり。
脱線の内容は昇太師の結婚話だったり笑点メンバーのワルグチだったり文治師のイジりだったり。まあいつもの宮治さんのネタなのだが、今日は「これSNSとかにはNGですよー」というものが多かったかな。
そんなこんなで『お血脈』の『善光寺由来』部分だけで55分、石川五右衛門が出てきてサゲまでが5分というムチャクチャな配分。ただそれも含めて宮治さんぽくて面白い。

二席め、「さっき携帯で天気予報見たら雨が降る時間が繰り上がって、この会が終わる頃には降ってくるらしいですよ。この後の文治独演会とか聴いてる場合じゃないですよ、早く帰ったほうがいいですよ」と軽く営業妨害。「文治師匠が楽屋に来る前に帰りたい」とさっさと噺に入る。
さすがに残り時間が20分くらいしかないのでおばあさんも酒を出すまでにあまり時間をかけない。というか酒を出させる殺し文句が「……抱くぞ!」というのがおかしい。
酔った息子が周った得意先の親方の名前がすべて笑点メンバーの師匠で、時間がないのにも関わらずひとりひとりキッチリとワルグチをいうのがさすが。

終演後に外に出てみるとまだ雨は降っておらず、持つかなと思っていつものタイ料理屋に行くもリニューアル工事で閉まっていた。マジかよ……ともう一軒のタイ料理屋に行こうとしたときに豪雨。あーあ。
タグ:桂宮治
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