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谷中はなし処 平成三十年十一月二十五日 [落語]

谷中はなし処 平成三十年十一月二十五日
於:千駄木 谷中はなし処

三遊亭まん坊『狸札』
林家たけ平『紀州』
立川志の春『千早振る』
三遊亭萬橘『紺屋高尾』

タイから帰ってきた翌日にはもう落語。
自分でも何やってんのかなあとも思うが。
丸一日ゆっくり過ごすということができない貧乏性が恨めしい。
そういや「プーケットでは丸一日何もしない日を作ろう」と考えていたことを最終日に思い出すという。

開始5分前に到着するともう最前列の補助席みたいなところしか空いていないという。それでもいいというと私で札止め。危なかった。
高座ではまん坊さんの噺が始まっていた。どんどんソツなくなっていくね。

会場に入ると壁に「谷中はなし処は11月をもって一度お休みします」という貼り紙が。えええええええ。

まずはたけ平師。
相変わらずグイグイと勢いよくマクラを振り、会場をいじり噺に入る。
こういう地噺をすると、たけ平師の話し方だと落語よりも講談ぽい。

志の春さん、「今日は大変なんです。まずまん坊さんはもういない。たけ平さんも今頃こっそり会場を抜け出してる。萬橘さんは今頃末廣亭の寄席を上がってこっちに向かってる。まだ来てないですから」とのこと。
まあねえ、みんな人気が出てきて、基本的に休演代演なしで毎月25〜28日の4日間開催って結構キツい縛りだろうしなあ。だから今日はオーパーツないのか。
ちょうど5年前に始まったそうで、その頃の思い出話などを。
噺では知ったかぶりのご隠居の適当ぶりが楽しい。
在原業平という名前が「ここまで出ていた」と腹のあたりを示したり、小倉百人一首が「小倉百人いっしょ」で竜田川が千早を突き飛ばして千早がぶつかった山が小倉山だったとか。

萬橘師は本当に急いで会場まで来てそのまま高座に上がったようで、すでに汗だく。
萬橘師も休止についてひとくさり。始まった頃の思い出話やら最終日の予約がさほど入ってないこととか。とはいえ平日の昼間だからなあ。
噺は久蔵が吉原で高尾を見初めるところから。久蔵が犬好きでなんだかんだと犬中心で話が進むのがおかしい。
サゲも「紺屋の店が繁盛しました」だけではなくちゃんとオチをつけていた。

今日は谷中でお祭りがあったようでいろいろと屋台が出ていた。
福島の軍鶏串を購入して買い食い。すげえ美味かった。
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