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鈴本早朝寄席 平成二十九年一月一五日 [落語]

鈴本早朝寄席
於:鈴本演芸場

柳亭こみち『幇間腹』
三遊亭粋歌『すぶや』
林家まめ平『紙入れ』
柳家やなぎ『自由ヶ丘の由来』

気付いたら昨年末から8つの会ずーっと兼好師絡み。毎年正月は兼好師メインになるが、ここまで固まってたとは。
というわけで今年初の兼好師以外の会。
……あれ? 小辰さん出るってかわら版に出てたんだけど……またかよ。まあ女流ふたりは好きだしいいんだけど、早朝寄席はかわら版信用できんな。

一番手はこみちさん。こういってはアレだが、初早朝寄席で最初にこみちさんに当たるとは幸先がいい。
最近は心にもないことをいう人がわかるようになったという。しかし後輩の一蔵さんはいつも自分を褒めてくれるので、この人だけは「本当にそう思っていてほしい」と思っていたのに、先日ひどい格好で寄席に行ったら「姐さん今日もお美しい」といわれてああこいつも口だけだったと悟ったとか。まあ一蔵さんは自他ともに認める「ヨイシャー」だからね……。というか客ばかりでなく芸人仲間にもそうなのか。
一八が若旦那を相手に息もつかせずに喋りまくる軽さが楽しい。

粋歌さん、東京までバスと電車で6時間かかるという田舎に住んでいる高校生カップルの噺。
彼女が東京の大学に合格したら東京でアレもやりたいこれもやりたいと希望を語っているのを、東京に恐れを抱いている彼がやめるように諭すというもの。
「渋谷」を「すぶや」、「新宿」を「すんずく」としかいえない彼女が可愛らしくもおかしい。

まめ平さん、んんんー、きっちりしているという感じではあるが、どことなく印象に残らない。
なんだろうなあ。

やなぎさん、開演前には受付けでもぎりをやっていたのに、10時に師匠から電話が来て「10時半までに東京駅に太鼓を持ってきて欲しい」と頼まれたそうだ。
「いや早朝寄席が……」といったら「そうかー……」と黙り込まれてしまったそうで、「そうなったら行くしかないですよ」と落語協会に太鼓を受け取ってから東京駅までダッシュで往復したそうだ。偉いねえ。さすがに「疲れたよー!」とのこと。
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