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第六回高円寺演芸まつり 座・高円寺寄席 百花繚乱!四派そろい咲き [落語]

第六回高円寺演芸まつり 座・高円寺寄席 百花繚乱!四派そろい咲き
於:高円寺 座・高円寺2

立川笑坊『真田小僧』
三遊亭兼好『権助魚』
林家彦いち『反対俥』
春風亭柳好『崇徳院』
立川志らく『金明竹』


高円寺演芸まつり恒例の四派の会。
いろいろ行きたい会はあるのだが、どうにもうまいこと予定が合わない。
いつもはチケットの半券を集めると手ぬぐいがもらえるのだが、今年は販売しているようだ。

笑坊さん、金坊の父親の煽り方がおかしい。いかにも談笑師っぽい。

兼好師、宮崎議員に触れ、「実に惜しい」。
「議員を辞めるってのは大変なこと。事務所を辞めるっていってやっぱり辞めないってのとはワケが違うからSMAPに勝ってる。不倫も、奥さんは国会議員ですよ。それに比べたらベッキーなんて子どもでしょ。ベッキーにも勝ってる。あと甘利大臣は裏金もらって辞めたけど、裏金なんかみんなやってるから驚きがない。だから甘利さんにも勝ってる。……なんでクスリやってないのか、実に惜しい」とまあものすごい理屈で黒い黒い。
『権助魚』は久しぶり。
後ろの彦いち師も言っていたが、のびのびと演っているように見える。彦いち師曰く、楽屋の雰囲気がいいからなのだとか。

彦いち師、昨年のこの会ではエベレストへ行くということばかりを話していた、と主催者に言われたとか。
で、実際にエベレストに行ったときのエピソードをマクラに。
現地にはたまたま映画の撮影で阿部寛がきており、そこで話の流れで落語をすることになったという。酸素の薄い中、無理だと断り続けたのだがどうしても断れず、仕方なく小噺でごまかそうとしたところ、映画監督から息も切れ切れに『反対俥』をリクエストされたのだとか。
「殺す気か!」。
平地でもあんなに体力を使いそうなのに、エベレストでってすごいな……。
今日はその噺を平地であればこれくらいできるんだぞと見せるために演るとのこと。
パワフルかつハイテンションでものすごく体力を使いそう。聴いているこちらは楽しくていいけど。

柳好師は3年くらい前のこの会で聴いて以来か。
明るく楽しく、陽気な高座で気持ちがいい。
演っている柳好師も楽しそう。

志らく師、本来は談笑師だったのだが、笑二さんの沖縄公演にゲストとしてどうしてもといわれて代演になったとか。志らく師久しぶりだなー。
昨年末に放送されたドラマの『赤めだか』に触れ、「(談春師が)二宮くんて。だったらその談春に嫉妬される私の役は松潤でいいでしょう。濱田岳ってauの金太郎ですからね」とご不満の様子。まあニノはないよな……。
噺の途中の傘の断りようとかは普通なのだが、道具七品のところはなぜか大阪で働くアメリカ人で、英語訛りの大阪弁というカオスなシチュエーションに。聞き慣れた噺も新鮮で面白い。

しかし今日は春のような暖かさ。
これくらいの気温ならバイクでの遠出も苦にならないんだけどなあ。
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