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第20回あさか寄席 〜実力派の競演〜 [落語]

第20回あさか寄席 〜実力派の競演〜
於:朝霞 ゆめぱれすホール

柳亭市丸『道具屋』
春風亭一之輔『抜け雀』
北見翼 手品(和妻)
柳亭市馬『妾馬』

バイクで1時間ほどかけて会場まで。
日差しは暑いが風がひんやりとして気持ちいい。こんな気持ちいい気候は本当に短いのが惜しい。

会場は広めのホール。
全席指定で、前半分はギッチリ詰まっていて、後ろ半分はガラガラ。その状況を見て「子どもの頃、遠足に行くときに弁当を持って行ったが、弁当を振ってしまうので中身が寄っていた。それを思い出した」と一之輔師。
遠足→お出かけ→旅という流れで『抜け雀』に入る。
おかみさんや一文無しにいろいろ言われて顔がくるくる変わる宿の主人の苦悩がおかしい。頬をぷくっと膨らませる顔は他の噺でもよく見るけど、一之輔師以外ではあまり見ない気がする。

北見翼さん、紋付袴で三味線ロックをBGMに。
師匠の北見マキ先生も日本の伝統芸能を交えた舞台だったそうだが、私はスーツ姿のものしか見たことがなかった。
最後に紙で作った蝶を扇子であおぎながら飛ばす「蝶のたわむれ(胡蝶の舞)」を披露。これは手品というより太神楽的な技術の芸か。簡単そうにやっているが、実際は難しいんだろうなあ。

市馬師、五代目小さん師の思い出話をマクラに。今生きていればちょうど百歳だそうだ。
園遊会で昭和天皇に声をかけられたときのエピソードから、身分違いの噺の『妾馬』に。
八五郎のちゃらんぽらんさと殿様の飄々としたキャラクターが楽しい。
ぞんざいな八五郎でも「いい人感」がにじむのは市馬師だからか。最後の都々逸で自慢の喉を披露し喝采を浴びる。

終演後は少し寄り道して戸田の彩湖というところまで。
20151003_01.JPG
Nikon D7000

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Nikon D7000
夕日と水面とトンボ。

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20151003_04.JPG
Nikon D7000
うーん……。どうして空というやつは撮るときはあんなに魅力的に見えるのに、撮ったものを見るとこうもつまらないものに見えてしまうのか。やはり腕か。
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