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第68回 実相寺 たまごの会 [落語]

第68回 実相寺 たまごの会
於:池上 實相寺

金原亭駒松『元犬』
古今亭駒次『誰にも言えない』
古今亭志ん八『笑いの身代金』
入船亭小辰『甲府い』
古今亭志ん輔『転宅』
古今亭志ん八&古今亭駒次 コント
桂宮治『七段目』

昨日は知人が主催の素人落語会の手伝いへ。
舞台や楽屋の写真を撮る。
まあ少ないよりは多い方がよかんべと演者15人で730枚ほど撮る。
先日も同様の会で撮影したのだが、演者16人で780枚だったから少ない方だ。
割と不自然な体勢でいたからかなぜか妙な部分が筋肉痛になっている。

天気がよければツーリングにでも行こうかと思っていたが、あいにくどんよりとした暗い雲行きなので落語へ。

駒次さん、お互い鉄道が趣味ということを隠したカップルが、カミングアウトしようとする新作。鉄道落語久しぶりに聴いた。
独白部分がちょっとわざとらしいというかクドい気もするが、マニアックな鉄道ネタが散りばめられていて楽しい。

志ん八さん、寄席の高座に男が乱入し、前座を人質にとって身代金代わりに笑いをよこせと言い出す新作。
作中で「扇子を色んな物に見立てるんですよ」という説明を入れ、乱入した男が扇子を突き付けて「これをナイフだと思え」と脅迫するのが面白い。

小辰さん、「安心してください、ここから古典落語です」。兼好師でもこのセリフ結構聞くな。
前ふたりがなかなかぶっ飛んだ設定の新作なので、『甲府い』という古典の中でも落ち着いた一席がいいクールダウンになる。
それにしてもまあ端正ですこと。
なんか扇辰師が透けて見えるようだ。

志ん輔師、昨日電車で腹具合が悪くなって駅でトイレに行こうと駅員に尋ねたところ、これが『長短』の長さんみたいな男で難儀をしたという。
「なんで俺こんな話してんだろ」って言われましても。
泥棒が終始ハイテンションなのがおかしい。

駒次さんと志ん八さんのコントは、女子ラグビーをネタに。
時間は短いがキッチリと作りこまれている。

トリの宮治さん、今日は周りが落語協会ばかりで身の置き場がないという。
「ちゃんとしてる落語協会と違って、芸協はさっさとやってさっさと帰るのがモットーですから今日はとっとと終わらせます」と言いながら、いつもどおり長めの漫談マクラを。新幹線で遭遇した爆笑ミラクルを「これホントだから! 事実だから!」と必死に主張しながら話す。ホントに実話ー? ちょっとでき過ぎてるけど話盛ってない? これがほんとに実話なら相当ミラクル。
マクラをたっぷりな分、噺はやや短め? クサい芝居の若旦那と、やけに色気を出す定吉とのやりとりがおかしい。
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