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遊馬百席 第81回 [落語]

遊馬百席 第81回
於:板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『たがや』『青菜』『お菊の皿』

昼食に近所にできたカレー屋へ行きスリランカカレーを食す。東京はいろんな国のカレーを食べられてありがたい。スリランカ風チキンカレーは真っ黒で激辛で旨い。
ここでカレーの写真とか載せればいかにもブログっぽいけど、なんせ食べたものの写真を撮らないのでどうにも。

さて遊馬師、この前の仕事でイラっとすることがあったとのことで、いつになくマクラも毒舌。さすがに笑いながらなので、さほどイライラはこちらには伝わってこないが、いつも泰然としている遊馬師にしては珍しい。

『たがや』は遊馬師自身があまり面白くない噺として最近掛けていなかったそうだ。ただ、遊馬師の地方のファンの中で師の『たがや』が好きだという人がいるらしく、「『たがや』演りにきてよ」と声をかけられたとか。「いいですよ、いつにしましょう」と答えたところ、「忙しいから来年にして」とすかされてしまったそうだが……。
私自身は2年ぶりか。噺によっては、それも季節感のある噺では2年聴かないなんてよくあることなので、あまり久しぶりという気はしない。
遊馬師のたがやはあまり侍を怖がっていないようで、謝り方が軽い。
それによく聴く、老いた両親に飯を食わせるため「孝行の徳をもって……」という殺し文句もなし。そらあ斬られるよなあっていうか、あまり許してもらおうという気がなさそうな感じで、人を食ったようなたがや。

二席めも季節の噺。
家に帰った植木屋が旦那のマネをする際に、あんまりしつこくないのがいい。
「ご精が出ますな」「いや今日は仕事休んだって言ってるだろ!」ってのもないし、「ときに植木屋さん」「植木屋はお前だろ!」というやりとりも一度で終わり。
私が同じやりとりをしつこく繰り返すのが好きじゃないというのもあるが、いくら真似するからといって呼びかけの「植木屋さん」まで真似るのはバカ過ぎるし、しかもそれを繰り返すのはさすがにありえないよなあといつも思っていたので、これくらいあっさりの方が好き。

『お菊の皿』はネタおろしかな?
これまたあっさりとした感じ。
お菊が脚光を浴びてから芸が荒れていく様子とかもなく。
時間の都合もあったのかもしれないが、これだとさすがにちょっと物足りないかな……。
売れた後のお菊がどことなく色っぽいのがおかしい。

帰宅中、最近バイクのエンジンの調子がおかしく、ごまかしごまかし乗っていたのだが、いよいよ走行中にエンスト。あー……。途中押したりしながらなんとか家まではたどり着いたが、もう駄目だろうなあ。今日はあまり車の通りの少ないところだったから良かったものの、大通りでやったらシャレにならない。
手入れを怠ったのも悪いが、買って一年ちょいで終わりか。
新しいバイク買うほど小遣いに余裕はないしなあ。しばらく落語行くのを減らすしか……。これは悩みどころだなあ。
タグ:三遊亭遊馬
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