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黒門亭 第一部 2483回 [落語]

黒門亭 第一部 2483回
於:落語協会2F

柳家圭花『一目上がり』
柳家花飛『ぞろぞろ』
入船亭扇辰『鮑のし』
柳家小菊 新内『日高川』
柳家〆治『子は鎹』

また床暖房を付けっ放しで床で寝てしまった。
腰痛え……。

花飛さん、かかった「待ってました」の声に「ご冗談を」と返す。
まだ二ツ目に上がって間もないからか、マクラに不自然さというか固さみたいなものがあって、「あー」とか「うー」が多い。
「なんでこんなにダラダラと話しているのかというと、扇辰師匠が支度に時間がかかるから長めにやってと言われたんです。あーもういいや、落語やろう」と切り上げて噺へ。
噺へ入ると「あー」「うー」はだいぶ減る。

扇辰師は今年に入って初。
やっぱり『からかさ』を聞くと期待感が高まる……が、なんかお囃子がおかしいというかテンポが転ぶし音が外れる。あらら。下座さんも修業中だったりするのだろうか。
甚兵衛さんのほわほわっとしたバカっぷりが楽しい。
オチは熨斗クイズではない形に変えられており、これは初めて聴いた。確かにこっちの方がわかりやすい。

小菊先生、普段は寄席ではやらない(できない?)という新内を。新内をちゃんと聴いたのは初めてかも。
その後にこれも「寄席では前後の人たちの出囃子を唄うことはないんだけど、まあいいか、サービス!」と〆治師の『御所のお庭』と扇辰師の『からかさ』を唄う。今日の下座さんには悪いが、さすがの腕前。さっきのモヤモヤが吹き飛ぶ。

〆治師、聴くのは初めてか。
マクラも特になく直接噺へ入る。
割と訥々というか淡々とした語り口で、あまり大きな起伏をつけないようだ。
この噺はこれくらい「地味」、と言っては失礼かもしれないが、派手さを抑えた方が押し付けがましさがなくて味わいが出てくるのかもしれない。
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