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第十三回 おおもり落語会 [落語]

第十三回 おおもり落語会
於:大森 大田文化の森ホール

柳亭市助『弥次郎』
三遊亭歌太郎『初天神』
春風亭一之輔『笠碁』
三遊亭時松『蒟蒻問答』
林家正楽 紙切り
柳亭市江『禁酒番屋』

考えてみたら今年はまだ圓楽一門しか聴いていなかった。初落協。
会場へ10分前に着くとずらーっと長蛇の列。予約はしていなかったので不安になるが、ホールの造りとしてロビーに余裕がないために外に並んでいたようだ。 無事中に入り、なかなかの席を確保する。
そういや並んでるときに一之輔師が入って行ったのだけれど、ちらっとお弟子さんも見えた。すごく若そうだ。

市助さん、ハッキリとした口跡でききやすく、メリハリがある。

歌太郎さん、金坊のこまっしゃくれた感じはやや抑えめか。蜜壺に親子で団子を突っ込むところまで。

ゲストの一之輔師、老人ふたりの仲の良さが伝わってくる。
ただ、噺の後ろへ行くほどにそれは深まっていくのだが、その分冒頭の「待った待てない」のところが他人行儀に見えるんだよなあ。お互い敬語だからか。幼馴染みで敬語を使うことってあるのかな。

正楽師、はさみ試しに「羽根突き」と「相合傘」、注文で「蛙の餅つき」「初日の出」「出初め式」「七福神」を切る。さすがの名人芸としか言いようがない。
まず絵を思い描いて、それをはさみで切って表現するんだから大変だ。

しかし土地柄なのか、思ったことをすぐ口に出す人が多い。私の隣に座ったおばちゃんや後ろのおっちゃんもそうだったし、ひとりすごいデカい声で感想やら次の展開予想やらを喋るおばちゃんがいて噺家さんもやりづらそう。とはいえ別に目立とうとか噺家さんに話しかけようとしてるとかじゃないんだよなあ。なんだろう。
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