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両国寄席 平成二十七年初席 一月三日 [落語]

両国寄席 平成二十七年初席 一月三日
於:お江戸両国亭

三遊亭鯛好『魚根問』
三遊亭王楽『高砂や』
三遊亭兼好『権助芝居』
マギー隆司 マジック
三遊亭好楽『死神』

一度家に戻ってから改めて両国へ。
バイクで行ったのだが、寒さが突き刺さるよう。横浜まで行くなんてバカなマネしなくてよかった。

王楽師、出囃子でなぜか兼好師の「さんげさんげ」が鳴る。舞台袖でなにやらバタバタしていたので、出番の入れ替えやらがあったのだろうか。どうやら今日はプログラムとだいぶ進行が異なるようだ。
正月らしく『高砂や』を。
語り口も軽く、江戸前らしい一席。

兼好師、マクラで歌舞伎や能、狂言などの真似をたっぷりと披露。何度かは聴いたマクラではあるが、最近兼好師が観た芝居なども入っていて、いってみれば最新版にアップデートされている感じ。芸達者だなあと思う。
いつもながら素っ頓狂でお調子者の権助が明るく楽しい。
「今年のお軽はオスだんべ」でサゲ。

好楽師、ここ2〜3カ月で3回ほど『死神』を聴いたが、毎回細部や演出が異なる。
あれくらいの地位になってもいろいろと模索をしているのだろうか。それとも単に気分で変えているだけなのかな。素人にはそのへんはわからない。

寒風の中また帰る。
年末にダッフルコート買ったんだけど、バイク乗るときは使えないな……。
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