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なかの芸能小劇場20周年記念 芸小演芸まつり!! 〜なかのいい親子寄席〜 [落語]

なかの芸能小劇場20周年記念 芸小演芸まつり!! 〜なかのいい親子寄席〜
於:中野 なかの芸能小劇場

柳家ほたる『初天神』
古今亭ちよりん 南京玉すだれ
橘家文左衛門『目薬』
古今亭ちよりん・柳家ほたる 鳴り物教室
柳家一琴『牛ほめ』・紙切り
三遊亭兼好『元犬』

昼の部と夜の部があり、まずは昼の部。
「親子寄席」とあるので子連れ限定かと思ったが、そうではないようだ。
この顔付けで500円と破格の木戸銭。
夜の部の前売りは買ったのだが、昼の部は当日券だったので入れるか不安だったのだが、さほど混んでいない。子連れも結構きているようだ。

ほたるさん、団子の蜜を舐める顔が汚くておかしい(褒め言葉)。

ちよりんさん、お客を何人か前に呼んで玉すだれを。そんな余技があるとは知らなかった。
「南京」とついているが、中国とは関係なく、富山発祥なのだとか。江戸で「珍しくもの」を見せるときに「南蛮渡来の」とか「南京由来の」とかいって客を惹いたのが始まりだそうだ。へー。

文左衛門師、あの厳つい顔なのにおかみさんがやけに色っぽい。やはり腕なんだろうなあ。
子どもも多いのに艶笑噺とは。まあ子どもはおならとか好きだし、いいのか。

仲入り後はほたるさんが解説でちよりんさんが太鼓を叩く鳴り物教室。一番太鼓や追い出し太鼓の他、ハメものとしての水音や波、薄ドロを叩く。ほたるさんの解説がなかなか達者。

一琴師、台所の節穴がなく、秋葉様のお札が出てこない。仕込み忘れでもなさそうだし、初めて聴くパターン。
落語の後に余技として紙切りを。さすがにリクエストは受け付けなかったが、犬(という文字)やミ○ーマウス、ジバニャンやドラえもんなどを切る。さすがにジバニャンで子どもたちが食いつく食いつく。妖怪ウォッチすげえな。
最後に客席の男性の似顔を切り抜く。お見事。
引っ込むときに切り屑を丁寧に拾っていたのだが、最後に「ああっ!」といって全部ぶちまけて笑いをとる。ほたるさんが片づけをして引っ込むときに袖から「ゴメンね」と聞こえてきた。

これまでの噺家さんもそうだったが、子どもが多いからか、噺の前に少し落語についての解説を入れる。
兼好師はいろいろな仕草を実演し、羊羹と饅頭、ラーメンとうどんまたはそばの食べわけを演じる。
猿の仕草、といって猿が出てくる小噺を披露し、そこから落語には動物も出てくる、といって『元犬』に。
以前、兼好師が「一番好きなネタ」と言っていた得意ネタだけに受ける受ける。子どもたちにもシロの仕草や行動のおかしさは通じているようだ。
ご隠居のところで両親のことを聞かれるところはややオトナ向けの内容な気もするが。
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