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今夜だけ復活! 由瓶・兼好二人会 [落語]

今夜だけ復活! 由瓶・兼好二人会
於:高円寺 Koenji Haco

オープニングトーク
三遊亭兼好『桃太郎』
笑福亭由瓶『次の御用日』
笑福亭由瓶『お気の毒』
三遊亭兼好『お菊の皿』

19時半開演かと思っていたら、本当は19時開演だった様子。あれー!?
私が行ったときにはオープニングトークが始まっていた。それにしてもこの芸人さんたちが話しているところに混ざろうとする人たちはなんなんだろう。舞台から問いかけがあるときはともかく、俺はあんたの話なんか聞きたくないんだけど。顔見知りアピール? うっとおしいなあ。
兼好師の二ツ目最後の高座として大阪の繁盛亭で二人会を行ったのだが、「好二郎」のめくりがないので由瓶さんが寄席文字の先生に頼んだのだそうだ。本来なら繁盛亭が用意してくれるのだが、「好二郎」としては二度と使用しないため繁盛亭では買い取りができず、個人発注するしかなかったとのこと。これは兼好師も今日まで知らなかったようだ。
そのめくりを客にプレゼント。

兼好師の『桃太郎』は初めて。前座噺を演るのは珍しい。
そんな前座噺も、兼好師が演ればかなり面白い。特に現代のこまっしゃくれた子どもが、ペラペラとよどみなく桃太郎の解釈をまくし立てるのがおかしい。
『お菊の皿』、地の文として青山鐵山の説明をしていたのだが、いつの間にかご隠居さんが若い衆に語っているという形に。
酒の差し入れをもらったお菊が、ベロベロになって井戸から出てくるのが笑える。

由瓶さん、一席めの『次の御用日』は初めて聴く噺。いかにも上方落語だなあという感じ。
「あぁっ!」という奇声を何度も出さなければならないため、ノドに負担がかかりそう。どおりで会場に焚かれていた蚊取り線香を消すように頼んでいたわけだ。
二席めは漫談というか、これまでにあった迷惑な客の話。自分が気の毒なので『お気の毒』という演題なのだそうだ。一番前の客で、他の演者のときはメモをとっているのに自分のときはとらないとか、ご祝儀が自分だけ違うとかといった内容。

終演後、やや深酒をしてから帰宅。
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