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清瀬けやき亭 落語応援会(第30回) そうだじゅげむきこう。 三笑亭夢吉・桂宮治 二人会 [落語]

清瀬けやき亭 落語応援会(第30回) そうだじゅげむきこう。 三笑亭夢吉・桂宮治 二人会
於:清瀬 清瀬けやきホール

桂宮治『お菊の皿』
三笑亭夢吉『天災』
三笑亭夢吉『附子』
桂宮治『七段目』

本当はバイクできたかったのだが、小雨がパラついたりしているため電車で。

宮治さん、昨日行ってきた昭和女子大の仕事について嬉しそうに話す。2000人近い女子大生に囲まれたそうだ。それに比べて今日はどうだと毒を撒き散らす。
いくつか怪談の小噺をしたあとで噺に入る。
『お菊の皿』は久しぶりに聴く。マクラで時間を使いすぎたからか、やや急ぎ気味?
江戸っ子たちがきゃっきゃと楽しそう。

夢吉さん、『天災』はあまり好きな噺ではないということもあるのかもしれないが、なんだろう、私とは波長が合わないのかなんだか全然入ってこない。
落語は上手いと思うし、特に文句をつける点も見当たらないのだけれど、気がつくとすこーんと遠ーくに行ってしまう。確か前聴いたときもそんな感じだったような……。
二席めの『附子』は落語では初めて聴いた。小学生の頃、国語の教科書に能だか狂言の台本で読んだことがある。それでは太郎冠者と次郎冠者だったが、落語なので定吉と権助。腹黒の定吉と、旦那の従順な操り人形の権助との温度差が楽しい。

宮治さんの二席め、なぜかのっけから「外は大雨で大変なことになっている」と意図のわからない嘘をつく。「どうも一度嘘をつかないと調子が出ない」とよくわからない理由。「これはさっき電車でくるときに本当にあったことなんですけど」といいながら明らかに嘘だろ? というエピソードを話し出す。「この話が嘘か本当かは国立の独演会で話します」って、そんなこと言ってる時点で嘘だよね?
噺に出てくる小僧は先ほどの夢吉さんの『附子』に出てきた定吉で、旦那をしくじったままいまだに信頼されていないという設定。若旦那の芝居の真似事の誘いに、「あたしこないだすごく怒られたんですよー。またなんかやったらポンッ(舌打ち)てクビになっちゃいますよ」などとちょこちょこ挟んでくる小ネタが面白い。
お軽を演れと言われ、「えーそんなこんなイガグリで木綿のゴワゴワの着物着てるのにー?」とかハイテンションで遠慮しているのに、いつの間にやら「本当に? ……嬉しい」とやたら色っぽくなっているのもおかしい。

次回は一蔵、市弥、小辰の二ツ目昇進同期三人の会らしい。次回も行こう。
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