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鈴本早朝寄席 平成二十六年七月六日 [落語]

鈴本早朝寄席
於:上野鈴本演芸場

春風亭一蔵『鷺とり』
金原亭馬吉『締め込み』
三遊亭歌扇『たがや』
柳亭こみち『祇園祭』

久しぶりの早朝寄席。
今日は近所の入谷で朝顔市があるからか、浴衣姿の若い人が多いような気がする。

トップバッターの一蔵さん、テンション上げていきましょう! と大声を張り上げる。私はもう慣れっこだが、初めて聴いた人はあのテンションはびっくりするだろうなあ。
雀を捕まえるくだりのオチ「雀だけで焼鳥屋行っちゃった」を噛んでorzとなり、「しょうがない! 朝だから! 4時まで呑んでたから!」と開き直る。
そうはいいながら最後まであのテンションを保ち続けて完走。バカバカしい噺をこれくらい力業で演られたらもう笑うしかない。

馬吉さん、やや高い声で柔らかい物腰。軽い調子で聴きやすい。
夫婦喧嘩時のおかみさんの啖呵がいい感じ。
夫婦喧嘩を収めてもらって終わりというなんとも中途半端な終わり方。「締め込ん」でない。

歌扇さん、なんとなく覚えたままをそのまま話してるのかなーという印象。

こみちさんもだいぶご無沙汰。産休後初めて。
いつも本番前に巻いているカーラーを忘れた、首を寝違えた、臍ヘルニアになったなど、今日は75%の力しか出せないという。
とはいいながら噺に入ると大きな身振り手振り。特に京都者が江戸をくさしたあとに「かっ! かっ! かっ! かっ!」と大笑いするときは首をガクガクと横に振り、首大丈夫か? と心配になるほど。
江戸っ子の啖呵も見事で、やはりいい意味で女性を感じさせない。

終演後に一蔵さんが今日の演目を書いたホワイトボードを持っていたので撮らせてもらったらすごいいい笑顔を作ってくれた。
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