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第91回 柏落語会 [落語]

第91回 柏落語会
於:北柏 たんぽぽホール

三遊亭ふう丈『蝦蟇の油』
春風亭一之輔『泳ぎの医者』
三遊亭ふう丈『秘密の日記帳』
春風亭一之輔『愛宕山』

昨日はミルクの抜糸。
大騒ぎしたシュガーとは違って、一度先生に向かってハーッとしたものの後はおとなしくされるがままになっていた。もちろんお漏らしもナシ。カラーが外れると、大はしゃぎで走り回る。シュガーがお転婆で活発なのでわからなかったが、実はミルクの方が心身ともにタフなのかも……。姉妹なのにだいぶ違いがあって面白い。
その後、映画『ゼロ・グラビティ』を観に行く。どうせ観るなら3Dで大迫力だというIMAXで観ようと浦和まで出る。初めて3D映画観たけど、こりゃすげえな。スクリーンまで近かったこともあって、視界いっぱいに宇宙が広がる。
「酔う」とか「息苦しくなる」と言われていたけれど、特にそんなこともなく。彼女は酔ったらしいが。ぐるぐる回るシーンが多いからかな。
映画自体は面白かったけど、最後15分くらいのご都合主義すぎる展開がちょっと。

さて柏落語会は久しぶりにきた。第2日曜だから、遊馬百席とかち合うことが多い。

ふう丈さん、一席めは現代で蝦蟇の油売りが口上をしたら、という噺。酔っ払ってもう一度商いをしようとしてグダグダになるという筋書きは同じだし、オチも同じなので改作というよりもアレンジだろうか。うーん……舞台を現代にした意図がわからないし、セリフも古典の部分が残っていてなんつーか全体的に中途半端だなあ。
この会の特徴は仲入り後にまた前座さんが出てくることで、二席めは完全に新作をかける。うん。まあうん。仕草が全体的に大げさなのでなんかわざとらしく見えることも。

一之輔師、これまでいろんな場でふう丈さんの彦根城のエピソードをマクラとして話していたが、今日ももちろんその話。やっぱり本人を見た直後だとより一層面白い。
一席めは「これを演るのは今は私だけ」と珍しい噺をかける。昨日どこかの会でネタおろしをしたばかりとか。
患者があまりにもこないので江戸から田舎に引っ込んだ藪医者が、薬を間違えて庄屋の娘を死なせてしまい、村人から追われるハメになり……という噺。昨日の『ゼロ・グラビティ』とはまた違った息苦しさを感じる。

二席めの『愛宕山』は高座で聴くのは初めてかも。
幇間の一八の図太い感じが一之輔師の持つふてぶてしい雰囲気とよく合っている。
旦那が小判を投げるその横で「ああっ、ああっ」と小判の動きに合わせて体の向きが変わるのもおかしい。しかしこの旦那は結構一八をこき下ろしたりしているが、なんで京見物にまで連れてきたのだろう。
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Mars

もしかすると、滋賀県出身だと、ふう丈さんではなくわん丈さんでは?
by Mars (2014-03-11 11:55) 

Macky

Marsさん
こんばんは。
ふう丈さんは滋賀が初めてで、彦根城を知らなかったんだそうです。
でもひこにゃんは知っている、というか「彦根城ってひこにゃんからとったんですか?」と言ったとか……。
一之輔師が「彦根城知らないの?」と聞いたところ、「熊本出身で岐阜は初めてなもので……」と答え、「熊本関係ねえよ! 岐阜じゃなくて滋賀だよ!」と突っ込まれまくっておりました。
by Macky (2014-03-11 21:19) 

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