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渋谷に福来たるSPECIAL 2014 ~二人会フェスティバル的な~ 新鋭個性派 [落語]

渋谷に福来たるSPECIAL 2014 ~二人会フェスティバル的な~ 新鋭個性派
於:渋谷 渋谷区総合文化センター 伝承ホール

おしゃべり
立川生志『狸賽』
三遊亭兼好『雛鍔』
三遊亭兼好『天狗裁き』
立川生志『らくだ』

毎年恒例のイベント。昨年は兼好師が出なかったで行ってなかったような。
先行抽選販売やらプレリザーブやらやっていたのだが、それをするだけで500円追加とかなにそれ。各プレイガイドはあの手この手で金を取ろうとしているなあ。まあそれが仕事だからしかたがないのだけれども。
で、さすがに先行予約だけで埋まりゃあしないだろうと一般発売まで待ち、某青い看板コンビニのチケットサービスで購入しようとネットでアクセスする。このコンビニのサービスのいいところは、購入前に席がわかること。……が、後ろの席のはじっこしか出てこない。えーこんなところしか残ってないの? 先行で席取られすぎたのかな。いくらなんでもその席は嫌なのでチケットぴあで取ることにする。席は事前にはわからないがあの席より悪いことはなかんべ。と思っていたら、やや後ろめではあるものの列の真ん中のいい席が届いた。やるなチケぴ。

まずは開口一番の代わりが、出演者ふたりによる挨拶というかフリートークというか。特に話すことを決めていなかったらしく、割とグダグダな感じに。
兼好師と生志師は入門に10年の差があり、兼好師の入門時を生志師は憶えているそうだ。当時生志師は二ツ目だったそうだが、時は流れなぜか真打昇進は同じ年だったとか。立川流は厳しい。

さて生志師、一席めは軽めに。細々とした描写は少なめで、さくさくと噺が進む。
サゲは梅鉢。ただ、サイコロの目についての説明がなかったのでわかりにくかったような。
逆に二席めの『らくだ』は屑屋の身の上なども織り交ぜながらたっぷりと。屑屋をいいように使って離さない兄貴分がいやらしい。

兼好師、ソチオリンピックも終わり、羽生選手や高木選手の受け答えが素晴らしいとのこと。羽生選手は上のお嬢さん、高木選手は下のお嬢さんと同い年なのだそうだ。選手たちと娘さんたちを見比べて、この差はなんだと思うらしい。「ただ、私と女房の子ですからね。コレとアレを足したらソレができますよ」とのこと。
なのでよその子と比較してもしょうがない、というところから『雛鍔』へ。
家に訪ねてきたのはご隠居ではなく番頭さんで、仕事はともかく遊びに顔を出してほしいと伝えにきただけ。この形は初めて聴く。
二席めの『天狗裁き』は先日行けなかった会でかけた噺なので、聴けて嬉しい。
各人「どんな夢?」から「ああそうかい」とキレるまでの間がやや短めか。
天狗が「聞きとうはない……けど」とか「天狗が優しく言っているうちに話した方がいいよね」とかのセリフがやたら軽いのがおかしい。

終演後はさっさと帰り、シュガーを連れて病院へ。抜糸するだけなのだが、診察台で殺されんばかりの勢いで「うぎゃああ〜〜〜〜あんあんあん」と叫ぶ叫ぶ。先生に「痛いことしてないよー」と言われているのに鳴き止まず、診察台にオシッコまで漏らしてしまうという……。お父ちゃん恥ずかしいぞ。
とりあえずカラーが外れて毛づくろいが自由にできるのが嬉しいようだ。
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