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上野鈴本演芸場 平成三十年七月上席 夜の部 7月1日 [落語]

上野鈴本演芸場 平成三十年七月上席 夜の部 7月1日
於:鈴本演芸場

柳亭市若『牛ほめ』
三遊亭わん丈『寄合酒』
マギー隆司 奇術
三遊亭彩大『引率教師の夜』
柳家小里ん『長短』
柳家小菊 粋曲
三遊亭圓丈『新寿限無』
桃月庵白酒『花色木綿』
すず風にゃんこ金魚 漫才
林家彦いち『かけ声指南』
林家楽一 紙切り W杯 鷹
三遊亭天どん『船徳』

早朝寄席の後、小石川後楽園へ。久しぶりに写真を撮りに行く。
ほんとにドームのすぐ横なんだね。
ドームには何度も行っていたのに気づかなかったなあ。
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Nikon Df

その後また鈴本演芸場に戻る。

わん丈さん、季節らしく?西瓜柄の着物。いやホントに西瓜柄なのかはわからんけど。
自宅のマンションの目の前に高級マンションがあり、娘さんを連れて散歩していたところ取材を受けたという。なんとそこには紀州のドン・ファンのあの嫁が住んでいるらしく、写真を見せられて娘さんが発した一言で報道陣が色めき立ったという。
今日はほぼ新作派ばかりだからか今日は古典。
若い衆たちがわーわーと大喜利を始めたなか、兄貴分が「お客さんは大喜利を見たくねえから寄席に来てるんだろ!」といろいろと危ないセリフも飛び出す。
それにしても古典も上手いなあ。

圓丈師、3年ぶりの鈴本出演らしい。
最近はカンペを持ち込んでいるという話は聞いていたが、書見台を使ってあんなに堂々と持ち込んでるとは。「えーとどこまでやったかな」と噺とは別のところでも笑いを取る。

白酒師、今日は初日なので特に縁起を担ぐといい、先程の圓丈師の『寿限無』もそうだという。内容はともかく、「寿限り無し」という文字面はめでたいという。
で、泥棒の噺もよく縁起を担ぐために掛けられるが、それも「お客様の懐を取り込む」派と「お客様の心を取り込む」派があるといい、「幸い私は古今亭なので後者です」とのこと。
しかし桃月庵→五街道→金原亭→古今亭とかなり遡らないと古今亭までいかないなあ……。こはくさんも真打になったら亭号変わるのかな。
噺の面白さは言わずもがな。

彦いち師、「熊さんに八っつぁん、横丁の隠居、馬鹿で与太郎、人のいいのが甚兵衛さんで真面目なのがムアンチャイ」というネタがあるというのを数日前に知ったのだが、偶然にもその噺。
なんか知らんが彦いち師とはそういうことが多くてびっくりする。

楽一さん、お題に「ワールドカップ」が出てかなり戸惑っていた様子。
最終的に日本のポーランド戦のボール回しのシーンとブーイングを切る。

トリの天どん師、本来初日は新作を掛けているのだが、「今日は日和って古典を演りますよー」とのこと。
この時期にピッタリの噺で、そういやもうすぐ四万六千日様のほおずき市だなー。
以前にも一度聴いたことがあるが、徳の自分大好きナルシストっぷりがおかしい。
この面倒くさい感じのキャラがいかにも天どん師らしくて好き。
そういや天どん師3週連続だったなー。兼好師以外でこんなに続くのも珍しい。
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鈴本早朝寄席 平成三十年七月一日 [落語]

鈴本早朝寄席 平成三十年七月一日
於:鈴本演芸場

古今亭ちよりん『やかん』
春風一刀『鈴ヶ森』
古今亭志ん松『たけのこ』
春風亭一蔵『火焔太鼓』

仕事で面白くないことがあってずーっとムカついている。
くっそ大手だと思って下請けバカにしやがってよぉ。
あまりにもムカついたので金曜は同僚と飲みに行く。
こういうメンタルで飲むとそんなに深酒したつもりもないのにすげえ残るということを初めて知った。酒は完全に抜けているはずなのになんかいまだに調子よくない。はあー。

ちよりんさん、やかんのくだりは講談調じゃないのはあまり聞いたことがない。

一刀さん、登場人物ふたりがなんか濃い。なんだろ、ニンなのか。もしくは俺の思い込みか。

志ん松さん、我孫子出身らしく「『我孫子』ってなんですかね、ジジイの大切な順番ですかね。我、孫、子」といっていて上手いなあと思う。我孫子鉄板ギャグなのか。
それと我孫子駅名物の唐揚げそばに触れ、「唐揚げもこんなにげんこつサイズで大きくて人気なんですよ。……でも全然美味しくないの。そばも『時そば』の二軒めみたいにべちゃべちゃで」。えー。一回食ってみたいと思っていたんだけどなあ。
そばは旬はないけれど……と旬の話につなげて『たけのこ』に入ったが、筍の旬は過ぎているような……。軽くていいんだけど。

一蔵さん、早朝寄席にもかかわらずのハイテンション。
「このあと独演会があるんだぞ! 三席演らなきゃいけないのに」と甚兵衛さんがヘトヘトになりながらつぶやくのがおかしい。
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