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新宿文化センター落語会 1周年記念特別企画~真打四派競演~ [落語]

新宿文化センター落語会 1周年記念特別企画~真打四派競演~
於:東新宿 新宿文化センター小ホール

桂伸び太『からぬけ』
春風亭柳枝『堪忍袋』
三遊亭萬橘『猫と金魚』
桂宮治『ちりとてちん』
立川談修『人情八百屋』

久しぶりにこの会場の中に入ったな。落語会では10年近く空いている。
大ホールの方では音楽イベントがあるらしく、若者たちで溢れている。
そんな中に着物姿のおじさんを発見。うん、萬橘師ですな。目が合って会釈を交わす。私はそのまま開場前のコンビニに入ってコーヒーを買い、出ていくとその隣の公園に萬橘師の姿が。ああー。「喫煙所探し?」と聞くと、苦笑いの萬橘師。会場内は禁煙だそうだが、楽屋も全面的にダメなんだな。しかも喫煙所もないってやっぱ公営施設は厳しい。やめてよかった。

伸び太さん、あの話し方誰かに似てるんだよなーってずっと思ってたんだけど、馬石師にちょっと似てるような気がする。違うかな。あのちょっと伸ばし気味の語尾とか。

柳枝師、「この噺は最初に大きな声を出すんでちょっとすみません」と断ってから夫婦喧嘩に。
大家に小言を食らった亭主が「嫌味ってのはこういうのをいうんだ」と実演するその言い草が本当にイヤミっぽくて面白い。

萬橘師、マクラを話しながら「なにをやるか考えてるんだけど決まらない」と迷っている様子。
「最近は話が通じない人が多い」と話が噛み合わない『猫と金魚』に。
萬橘師の猫金は初めてかも。
番頭のアスペっぷりがものすごく、この噺の最大の疑問点「なんでお前がウチの店の番頭なんだ?」という疑問を旦那がつぶやくのがおかしい。

二日連続の宮治師、「なんか今日は持ち時間が短くてみんな20分。私はもっとやりたいんですよ!? でも主催の人からダメだって言われてしょうがないんです」。ほおお。
学校寄席について話していたのだが、学校の偏差値と笑いの量は比例するという。これはみんないうね。で、両国にある偏差値の高い中高一貫校に行って中2相手にやろうとしていたのだが、中1と中3がバスに乗ってどこかへ行ってしまったという。どこへ行ったのかと聞いてみたら、鈴本演芸場だという。「本物に触れさせたいんで」と言われてしまったとか。
正直昨日より時間は全然短かったけど、落語としては今日の方が面白いなあ。

終演後、今度は8月に新版三人集の会があるらしく、今日からチケット発売とのこと。早速1階の案内所に行ったのだが……。この会のチケットを買ったときにも思ったのだが、チケット1枚買うだけなのにちょっと時間かかりすぎじゃね? 私の前にふたりいたのだが、それだけで10分ほど待たされた。チケットを現金で買おうとしてるのになんで名前と電話番号いるんだろう。まあ公営だから仕方ないのかもしれないけど、もうちょいちゃっちゃと進んでもいいんじゃなかろうか。
帰り道、空が泣き出しそうだったのが自宅まであと15分というところで土砂降りに。バイクだったのでびしょ濡れ。あのチケット売り場でのタイムロスがなければもっと被害は少なかったのかもしれないのに! とぶつけどころのない憤りが湧く。まあ天災だと思って諦めるしかないんだけど。
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