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三遊亭兼好 独演会 [落語]

三遊亭兼好 独演会
於:三鷹市芸術文化センター 星のホール

三遊亭じゃんけん『黄金の大黒』
三遊亭兼好『粗忽の釘』
ツメ&バチ 琵琶・琴
三遊亭兼好『宿屋の仇討』

またもやチケット救済サイトにてチケットを譲ってもらう。
この会場の会は入手が難しいので、救済サイトでしか入ったことがない。
時間に余裕を持って家を出て途中で昼メシを食おうと思っていたのだが……なんでだか時間ギリギリに。途中で弁当を買って会場近くの公園で慌てつつ食べる。なんかうまくいかんなあ。弁当は美味かった。

じゃんけんさん、大黒が弁天を呼びに行くところまで。その分噺の途中ではあまりくすぐりを入れずにシンプルな感じ。

兼好師の一席め、今日はラグビーがあるのであまり長い時間やりたくないという。別に何かこの会で影響があるわけではないのだが、早く帰って風呂に入って身を清めてから観たいという。一番いいのはこの会場でパブリックビューイングで皆で観ることで、もしそれができるのであれば、その間を落語でつなぐ、というとても魅力的な提案。まあもちろんムリなんだけど。
ところで最近、東京メトロのCMの雑司が谷編に好楽師が出演しているという。なんで地元の根津でもないのに、と思っていたら話によく出てくる次女のどら焼きの店があるからだという。「しかもその次女もCM出てるの。石原さとみさんという女優のすごいところは、彼女が出るだけでその街がいい街に見えるというところ。北千住編なんかでも普段の北千住とまるで違って見える。……ただ、それはあくまでも『どんな街でも輝いている私』がすごいんです。……あまり伝わっていないようですが、つまり彼女は街をすごくよく見せる効果はあるのですが、周りの人まではよくは見せないのです。むしろ引き立て役にしてしまうのです。そしてCMでは次女と切り替わって映し出されるのです。……つまりそういうことです」。
ああいうCMは街のイメージを変えるので、引っ越しをするときの検討材料としても影響するでしょうね、といい、引っ越しの噺の『粗忽の釘』に入る。
相変わらずハッキリとした夫婦のパワーバランスがおかしい。亭主は「なんで? なんでいつも俺がなんかいうとその上に乗っけてくるんだよう」と抗議をするも完全に黙殺されてしまうのが悲哀を感じる。

ゲストのツメ&バチは琴の稲葉美和さんと琵琶の坂田美子さんのユニット。
いつも一緒にやっているのだが、そういえばユニット名はなかったと兼好師に名付けを頼んだところ、琴を引っ掻く「ツメ」と琵琶を叩く「バチ」のわかりやすい名前がついたとのこと。「落語会以外では使えない」とぼやいていたが、兼好師曰く「本当につけるとは思わなかった」。
前にも書いたが坂田さんは兼好師追っかけ仲間で、その縁で二度ばかり稲葉さんとの舞台の写真を撮らせてもらっている。
最近は坂田さんの会のチラシに私の撮った写真が使われていて、実は今回のこの会のおふたりの写真も私が撮ったもの。素人写真だしクレジットとかいらないっつーか入れないでといってあるので証明はできないけれども。でも使ってもらえているならば嬉しい。
オリジナル曲と『道成寺物語』の2曲(?)。
琴の透き通った音色と琵琶の独特のビビリ音の融合が美しい。
稲葉さんは琴を弾きながら磯(ボディ部)を叩いてパーカッションのようにしていたのも興味深い。

兼好師の二席め、昔は神奈川宿はにぎやかだったらしいと『宿屋の仇討』に。
まあ改めていうこともないのだが安定の面白さ。
江戸の三人連れのところに伊八が「静かにしてくれ」と頼みに行くときに、「お隣はこれですから……」と指を二本出したところで「……カニ?」とくるのはわかっていても笑っていまう。

私もラグビーを見たいので寄り道せずにまっすぐ帰る。
日本代表お疲れさまでした。やっぱりさすがに南アフリカは強いんだってのがにわかが見てもわかりました。
あと日シリはこの二戦はなかったことにならないですかね?
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