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清瀬けやき亭 落語応援会(第31回) そうだじゅげむきこう。 [落語]

清瀬けやき亭 落語応援会(第31回) そうだじゅげむきこう。
於:清瀬 清瀬けやきホール

入船亭小辰『転失気』
柳家緑太『たらちね』
春風亭一蔵『たがや』
柳亭市弥『かぼちゃ屋』
入船亭小辰『ねずみ』

暑ーーー。
猫もぐったり気味。

少し遅れて入ると、小辰さんのマクラが始まったところ。後ろの席だが、ちょうど人と人の間を縫って演者がよく見えるいい席だった。

小辰さん、珍念の小僧っぷりが軽やか。
無邪気と悪意の入り混じるさまが上手いなあと思う。

緑太さん、前座なので本来最初に出るはずなのだが、11月に二ツ目昇進が決まっているのでお祝いも込めて出番が後ろになったとか。本人曰く「兄さんたちの悪ふざけ」らしい。
途中まで順調だったが、いきなりよくわからないタイミングで声が掛かると動揺したのか傍目にもわかるほどのパニックになりしばらくわたわたに。あのおっちゃんはどういう意図で声を掛けたのだろう。ちょっと気の毒。

一蔵さん、今日は隅田川の花火だし、そうかなーと思っていたら案の定『たがや』。
先日の黒門亭で噛んでしまったところもきっちり決める。
同じホールで開かれる「20回記念 一蔵ひとりの会」のチケットを手売りで売っていたため購入。一之輔師がゲストだからなあ。ちょうど今日買おうと思っていたのでちょうどよかった。

市弥さんは初めて。この二ツ目昇進同期組の中ではなぜか縁がなかった。
師匠市馬師が新会長になって挨拶をしたときの様子を話していた。曰く「これまでにないほど緊張していた。長々と話すよりさっさと歌ってしまえばいいのに」。心労からか痩せてしまったのだが、逆におしゃれに最近目覚めてスキニージーンズなどをはいているらしい。

最後にもう一度小辰さん。1000円の木戸銭でここまでやってくれるとは。
師匠扇辰師を彷彿とさせる語り口で、流れるように進む。
宿の主人の宇兵衛や甚五郎はゆっくりと話すのに対し、二代目政五郎の軽やかな江戸弁が心地よい。

二ツ目昇進同期組でそれぞれまったく持ち味が異なって楽しい。
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