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第六十六回 しんうら寄席 [落語]

第六十六回 しんうら寄席
於:浦安市民プラザWave101 小ホール

三遊亭楽しい『子ほめ』
三遊亭兼好『宮戸川』
三遊亭兼好『宿屋の仇討ち』

午前中はミルクを病院へ連れて行く。避妊手術の傷痕を、もう少しで治るというときにずっと舐め続けたために炎症のようになってしまい、ここ2週間ばかりエリザベスカラーをつけて薬を飲ませたり軟膏を塗ったり。ああー諭吉がばんばん消えていくー。
週2でシャワーに入れなければならないのだが、ミルクはシャワーでも暴れたりしないので助かる。が、すごく切ない声で「やめてーやめてーだしてーだしてー」と鳴きながら逃げようとする。
すると脱衣所でシュガーが「どうしたの? 大丈夫? 大丈夫?」と鳴いて心配している。ときには彼女のところまで行って何かを訴えるそうだ。ふわーたまらん。うちの猫はなんてかわいいんだろう。
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前座の楽しいさん、だいぶ落ち着いてきて話ぶりにも余裕が出てきているようだ。聴いていてもハラハラしないというか、安心していられる。ずっと定番というかテキスト通りの話運びだったのに、子どもを褒めるところでなんかおかしなことになって急にきりもみをし始めた感じに。あれは間違えてとっさのアドリブだったのかな。

兼好師、一席めはマクラをたっぷり。いろいろなことを話していたが、一番面白かったのが東武野田線の話。もともとカタカナ語は苦手だという兼好師が、最近気に入らないのはなんでもカタカナに言い直す風潮だという。中でも野田線が「アーバンパークライン」と変わるらしく、「何言ってるんだ『アーバンパーク』って。野田のくせに。『醤油線』とか、どうしてもカタカナにしたいなら『キッコーマン線』でいいじゃん」とのこと。確かに単線のくせにアーバンはないわ。野田出身の一之輔師もよく「夢の超特急野田線」と言っているが。
ある程度の年齢までは色気を持っていた方がいいという話題から噺に入る。
とにかくお花の方が半七のことが大好きということを隠そうともしていない様子。お花を見た叔父さんが驚いた顔からにやーと笑う様子がたまらない。
割合としてはお花半七よりも、叔父さん夫婦のやりとりの方を多め。熟年夫婦が仲良くイチャイチャしているのが微笑ましい。二階の艶っぽい様子はさらりと。

『宿屋の仇討ち』はとにかく明るくにぎやか。
三人組がドンチャン騒ぎをしてたしなめられたときに、最初は威勢がよかったのに隣が侍だとわかった途端にしゅんとなってしまうのが笑える。「矢でも鉄砲でも持ってこいって言ったけど、刀は駄目だよぅ。斬られっちまうだろ」というセリフがおかしい。
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