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柳家小太郎勉強会 とうとう独り 2019年3月9日 [落語]

柳家小太郎勉強会 とうとう独り 2019年3月9日
於:落語協会2F

柳家小太郎『時そば』『抜け雀』『夢の酒』

ようやく少し暖かくなってきて、昼間ならバイクで走ってもそこまで身体が冷えなくなった。
向島百花園に梅を撮りに行き、夜は落語協会に。
暖かいのはいいけど鼻水が止まらない。今年は花粉多いのか。

小太郎さんの勉強会で、前々から気になっていたのだが行くのは初めて。さすがに高座に上がったとき行うダブルピースの客席の参加率がすごい。
小太郎さんが参加した『5分落語』というCDの収録の話や、子どもの頃に食べていた定番のご飯のおかずの話をマクラに。おかずはいくつかバリエーションがあるのだが、結局の所みんな卵かけご飯。ひとり暮らしを初めて味を再現しようとしてもなにか違うと感じたとか。何が違うのかと実家に帰ったときに母親の手元を見ていたら、結局は味の素の量だったとか。そんな子ども時代のごちそうは家族揃って行く蕎麦屋でのハンバーグ定食だったという。また、連雀亭の近くの六文そばで食べるカレーそばがお気に入りだとか、六文そばという名前の由来の考察だとかを経て『時そば』に。
小太郎さんの『時そば』遭遇率高いな。
小太郎さんのは『時うどん』ベースの形。奇行に付き合わされる二軒めの蕎麦屋の苦悩ぶりがおかしい。

一度高座を降りて二席めに。
二席めはスタンダードな感じ。
絵描きの若者がとにかく偉そうで、宿の主人は気弱感がにじむ。そういえばこの噺って登場人物の誰も名前がないんだな。
「駕篭かき」の仕込みがなかったけどいいのかな。まあ落語協会の2階にくるような客だからいいのかもしれないけど。

三席め、若旦那の夢の話を聞いて白目を剥きながらヤキモチを焼くお花がおかしい。
また、大旦那が夢の中に行ったときに酒を断りながらも御新造に冷酒を勧められるという形で、「今日伺ったのは倅の話で」「いいじゃありませんか、お燗はまだなの? じゃあひやでどうです?」と何度もループするうちにお花に起こされるというもの。「お燗はまだですかな」と催促する形よりもこっちの方が好きかな。
タグ:柳家小太郎
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