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浅草演芸ホール 六月上席前半 夜席 6月3日 [落語]

浅草演芸ホール 六月上席前半 夜席 6月3日
於:浅草演芸ホール

三遊亭小笑『粗忽の釘』
コント青年団 漫才
三遊亭圓雀『強情灸』
桂小南『演芸大会』
丸一小助・小時 太神楽
三遊亭遊馬『井戸の茶碗』

先週撮ったMRIの結果を聞きに病院へ。
どうも胆石だと思っていたが、どうやら別の病気の疑いがあるらしい。
その名も正中弓状靭帯圧迫症候群(MALS)。
……えー。簡単にいうと横隔膜の近くにある靭帯が生まれつき下についているため、その下にある血管が圧迫されて血が通らなくなっており、別の血管を使って血を送っているのが負担になってるのだそうで。よくわからないけど確かにそっちの方が状況的にしっくりくる。とはいえ胆石もあるので、どっちが痛みの原因なのはわからないそうで。手術するならまた別の病院に行かなければならないようで。めんどくさ。

ということで昼席を最初から行こうかと思っていたのだが急激にめんどくさくなって仲入り後割引で入る。

小笑師、以前から宮治師がポンコツいじりをしていたのでどんなものかと思っていたが、確かに早口で聞き取りにくいところがあるもののちゃんと面白い。隣の家に詫びに行ったのに座布団やお茶とお茶菓子を催促した挙げ句、お茶菓子のおかわりを要求してそれを女房のお土産に持って帰る図々しさがおかしい。

コント青年団は政治パロ。演説のようなことをして拍手をもらうも「ネタですから! たまに楽屋を出ると握手を求められたりするんですけど、本気じゃないですから!」。
でも「『岸田政治を許さない』の『岸田』の部分が貼り替えられている。なにかと思って剥がしてみたら『スガ』になっていて、もう一枚剥がしたら『アベ』。結局あいつらなんだって許さねえんだ」ってのは面白かった。お前らが許さないからなんなんだよってね。別に俺も自民がいいと思っているわけじゃないけど。

圓雀師、最初の男が灸をすえるのが峰の灸ではなくて近所の隠居さんにすえてもらったという型なのは珍しい。初めて聴いた。

小南師のところで昨日と同じくはとバスの客が大量に入る。今日はさすが土曜だけあって昨日よりも多く、子どもたちも多い。
おそらく別のネタを用意していて入りかけたようだったが、マクラで見せたちょっとした手品がウケたためか、そのようなかくし芸をいろいろ披露するという『浮世床』のかくし芸部分のような半分漫談のような。

小助・小時さんの太神楽は大ウケ。毬の傘回しからずっと大きな拍手で、特に五階茶碗では大きな歓声が上がる。そうだよなあ俺も初めてみたときは驚いたもんなあ。慣れすぎてあまり驚かなくなったけど、いまでも扇抜きはちょっと緊張する。

遊馬師、やっぱり土日だと『井戸茶』とかになるのかな。
とはいえこれだけ落語にハマるきっかけとなったのが遊馬師の井戸茶だった俺から言わせると、今日のはちょっとイマイチかなあ。数字や固有名詞の間違いが多く、細かいミスが目立った。今年は行けないけど、圓朝ものの独演会が近いからそっちに稽古時間が取られてるのかもしれないが。
とはいえ「昼は瘡毒、夜は梅毒」などわかりにくい部分はカット。こういうところは『こども落語』の経験が活きているのかもしれない。
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