SSブログ

浅草演芸ホール 六月上席前半 夜席 6月2日 [落語]

浅草演芸ホール 六月上席前半 夜席 6月2日
於:浅草演芸ホール

オキシジェン 漫才
三遊亭圓雀『半分垢』
柳家蝠丸『湯屋番』
檜山うめ吉 音曲 かっぽれ
三遊亭遊馬『大工調べ』

昨日今日はちょっとだけ仕事が谷間なはずなので、仲入り後割引で遊馬師を聴きに行こうと思っていたのだが、なんだかんだで昨日は仕事が終わらず。
今日こそはと気合いを入れて定時で上がるも、外は大雨。クイツキのこっちーに間に合うかとちょっと焦り、しかも普段乗らない銀座線に乗ったもんだから案の定降りる駅を間違える。田原町で降りるべきところ、ひと駅前の稲荷町で降りてしまう。改札出て地上に出てから気づいた。あーもうなんで「町」がつく駅名が続くんだよ! と見当違いの文句をたれるもしゃーねえひと駅くらい歩くかと思ったのが間違いだった。普段バイクで通って大した距離じゃないと思っていたのだが、歩くとなるとそこそこの距離がある。当たり前だ、だから駅ができてるんだから。しかも大雨。演芸ホールに着く頃にはびっしゃびしゃ。
しかも看板猫のジロリは長期休暇中。これは仕方ないけど! 猫ファーストだから仕方ないけど!
ホールに入ると小痴楽師の『幇間腹』でもう鍼を打とうかというところまで進んでいた。さすがにこれはノーカンかな……。小痴楽師のややチンピラがかった一八が面白かった。最初から聴きたかったなあ。

圓雀師、『半分垢』はあまり聴かない噺で久しぶりなので嬉しい。しかも相撲の噺なのでこれで遊馬師は『佐野山』は封じられた。最近『井戸茶』か『佐野山』ばかりだったので……。

蝠丸師のところでどさどさっと多くの客が入ってくる。お、遊馬ファンが詰めかけてきたか? と思ったらはとバス客らしい。この時間でもツアーやってるんだ。でもまあ賑やかなのはいいことです。
蝠丸師が「お客様のレベルを探ります」と小咄を振り、「今日のお客様はBランクです」と笑いをとる。……なんの小咄だったっけなあ……。定番の小咄っぽいけど聴いたことなくて面白かったってのは覚えてるんだけど。最近の記憶力の低下ぶりがヤバい。ここに書いてあることはそんな記憶力のヤバいオッさんのメモなのであまり信じない方がいいです。
なよなよっとした若旦那の仕草が面白いのだが、最前列に座ったはとバスの若いカップルに「……気持ち悪い? あと1、2分で終わるから……」という気遣いもまたおかしい。

遊馬師、『大工調べ』は3年近く空いているが、そんなに久しぶりって感じもしないなあ。なんでだろ。
今日はお白洲のシーンまでのフルバージョン。
とはいえ寄席なので、道具箱を持っていったヤツの正体を探るやりとりをカットして最初から「大家さんに持っていかれた」といったり、大家に有利な判決が出た後で控室に戻らずにすぐに「質屋札は所持しておるか」と尋ねたり、上手いこと無駄(というか重複というかまどろっこしいというか)なところをサクッとカット。それがまた自然につながっていて、編集が上手い。
最後、あれだけ「細工は流々」を仕込んでたのに「大工は棟梁」ではない……? コレは間違えたのか最初からそのつもりだったのか区別がつかんな……。
まいいや明日はもっと早い時間から行こうかな。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。